どんなときもWIFI

どんなときもWiFiの対応エリアに沖縄は入ってる?

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個性派ベテラン俳優と若手美人女優を起用したユーモラスなCMで、サービス開始から
1年経っていないにも関わらず、高い知名度を誇っているのが「どんなときもWiFi」です。

通信量無制限なのは魅力的だけど、どんなときもWiFiが自分の住んでいる地域で
使えるのかどうかが分からず、申し込みに二の足を踏むなんてこともあります。

東京や大阪といった大都市部であれば問題なく使えるでしょうが、
日本の西の端で離島でもある「沖縄」となると不安ですよね。

そこでどんなときもWiFiの対応エリアとともに、沖縄本島はもちろん周辺の島でも
どんなときもWiFiが使えるのかを詳しく見ていきます。

どんなときもWiFiは沖縄でも使える?

まずどんなときもWiFiが沖縄で使えるかどうかですが、
結論から言うとどんなときもWiFiは沖縄でも全く問題無く使えます。

沖縄本島はもちろん、周辺の慶良間諸島や久米島などいわゆる琉球諸島も
どんなときもWiFiの対応エリアに入っています。

さらに沖縄本島からちょっと離れた先島諸島の宮古島や多良間島でもOKですし、
石垣島、台湾に最も近い与那国島、南十字星が見られる波照間島でも
どんなときもWiFiは繋がります。

先に挙げた地域はほぼ島内全域でどんなときもWiFiが使えますが、
沖縄本島に次いで2番目に大きい西表島については国立公園内など
使えないエリアも少なくありません。

どんなときもWiFiは沖縄の海でも繋がる?

どんなときもWiFi自体が新しいサービスですから、さらに沖縄での利用についてと
なると、ネットの口コミやSNSの投稿はあまり多くありません。

ただ少ない口コミや投稿の中に、
沖縄の海の上でもどんなときもWiFiが繋がったというものがありました。

沖縄の各島から遠く離れるとさすがに厳しいですが、各島から10km圏内ぐらいで
あれば海の上でもどんなときもWiFiが繋がる可能性があるんですね。

ただ基地局のある場所やアンテナの向きによっては、
島からほんの数mしか先の海の上でも繋がらないこともあります。

ですから基本的には島内での利用が中心で、
あくまで海の上は「繋がったらラッキー」ぐらいに考えておいた方が良いでしょう。

どんなときもWiFiの対応エリア

どんなときもWiFiの公式サイトにはエリアマップが無くて、
沖縄でどんなときもWiFiが使えるか調べられないんですよね。

しかしどんなときもWiFiはドコモ・au・ソフトバンクの大手携帯キャリア3社の回線を
使うサービスで、利用環境によって最適な回線を選んで通信することができます。
(自動選択でユーザーが回線を選ぶことはできない)

ですからどんなときもWiFiの対応エリアは、
ドコモ・au・ソフトバンクの対応エリアとほぼ同一となるわけです。

ただし3キャリアはそれぞれ、対応エリアを広げたり、通信速度を速めたり、
繋がりやすさを向上させるために複数の周波数帯の電波を使っています。

どんなときもWiFiはそれら全ての電波に対応しているわけではないので、
厳密に3キャリアの対応エリアと同一になるわけではありません。

とは言えどんなときもWiFiでは3キャリアの回線を使うわけですから、
3キャリアのエリアマップを見れば大体どんなときもWiFiの対応エリアが分かりますよ。

どんなときもWiFiではソフトバンク回線がメイン?

どんなときもWiFiでは3キャリアの回線を使いますが、
ソフトバンク回線を優先的に使っていると言われています。

実際にどんなときもWiFiを使っているユーザーの口コミなどを見ると、
そういう傾向が強いという意見が多く見られます。

どんなときもWiFiでは、ソフトバンクのプラチナバンドと言われる比較的周波数が低くて
広いエリアで繋がる電波が使えます。

ですからソフトバンク回線がメインだとしても対応エリアが狭くなるといったことはなく、
先に紹介した沖縄の各島でどんなときもWiFiが使えることに変わりはありませんよ。

「SoftBank 4G」と「SoftBank 4G LTE」って何が違う?

ソフトバンクのエリアマップを見ると、
「SoftBank 4G」と「SoftBank 4G LTE」という2つの回線があります。

どんなときもWiFiで使うソフトバンク回線は「SoftBank 4G LTE」の方で、
「SoftBank 4G」の方は使いません。

「SoftBank 4G LTE」は、プラチナバンドを含めて、
ソフトバンクのスマホでも一般的に使われている回線のことです。

それに対して「SoftBank 4G」は比較的周波数の高い電波で、SoftBankAirや
キャリアアグリゲーションという通信方式を利用する際に使う回線なんですね。

キャリアアグリゲーションは、周波数の違う複数の電波を束ねて送出することで
通信速度をアップさせる通信方式です。

ただどんなときもWiFiは「SoftBank 4G」に対応していないので、
キャリアアグリゲーションを利用することもできません。

どんなときもWiFiでau回線を使う機会は少ない?

ソフトバンク回線がメインかどうかは別として、
どんなときもWiFiではau回線を使う機会は少ないかもしれません。

auにも広いエリアで繋がりやすいプラチナバンドはあるんですが、
残念ながらどんなときもWiFiではauのプラチナバンドは使えないんです。

auの公式サイトにあるエリアマップは、
プラチナバンドが使えることが前提となったものです。

なのでどんなときもWiFiで使うau回線は、
au公式サイトのエリアマップより狭いエリアでしか使えないことになります。

そうするとドコモやソフトバンクよりもauの電波の方が強いエリアは限られてくるので、
どんなときもWiFiでau回線を使う機会は少ないと考えられるんですね。

ドコモは山間部に強いが・・・

どんなときもWiFiでは、ドコモのプラチナバンドにも対応しているので、
ソフトバンク回線と並んでドコモ回線を使う機会も多くなるはずです。

特にドコモ回線は山間部に強く、日本百名山の内6割以上の山頂や山道で繋がる
という結果が出ています。
(auは4割弱、ソフトバンクは1割強)

沖縄と言うと海のイメージが強いですが、
沖縄本島はもちろん周辺の島にも山があります。

ですから沖縄でどんなときもWiFiを使う場合には、
山間部に強いドコモ回線が活躍する可能性が高いんですね。

ただ先にも書いたように、
どんなときもWiFiはソフトバンク回線が優先的に使われる傾向が強くなっています。

ソフトバンク回線は3キャリアの中で山間部に一番強くないので、ソフトバンク回線が
優先的に使われるとなると山間部では繋がりにくくなる恐れもありますね。

プラチナバンドって何?

ここまで「プラチナバンド」を知っていることを前提に書いてきましたが、
プラチナバンドについて簡単に説明しておきましょう。

ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアでは、
1.5~2.1GHzという周波数の電波をメインとして使っています。

それに対してプラチナバンドは、
700~900MHzの低い周波数の電波をことを指しています。

電波の特性として、周波数が低いほど通信速度が上がりにくくなるものの
障害物を回り込んで進みやすくなっています。

なので3キャリアがメインで使っている電波よりもプラチナバンドの方が、
障害物の影響で減衰しにくいので広いエリアで繋がりやすいというわけです。

沖縄でどんなときもWiFiはどのぐらいの通信速度が出る?

沖縄でどんなときもWiFiが使えるのは良いんですが、
肝心なのはどのぐらいの通信速度が出るかですよね。

繋がっても通信速度が遅いと何の意味も無く、ただ繋がるだけで終わってしまいます。

Twitterで、沖縄本島のいくつかの地点でどんなときもWiFiの通信速度を
計測したという投稿を見つけたので紹介します。

その投稿によると、那覇の中心部である「国際通り」では
 ・ダウンロード・・・22.6Mbps
 ・アップロード・・・16.7Mbps
観光地として高い人気の「首里城正殿」だと
 ・ダウンロード・・・21.6Mbps
 ・アップロード・・・7.44Mbps
中心部から離れた海沿いの「若狭海浜公園」では
 ・ダウンロード・・・18.9Mbps
 ・アップロード・・・13.9Mbps
となっています。

どんなときもWiFiの最大通信速度が150Mbpsで、ポケットWiFiの通信速度は
減衰しやすいことを考えると、20Mbps前後は十分な通信速度だと言えます。

20Mbps程度出ていれば、ネットサーフィンやSNSはもちろん、
ネット動画を見るのにも全く支障がありません。

WiMAXとどんなときもWiFiだとどっちの通信速度が速い?

ポケットWiFiの代表格と言えば、何と言っても「WiMAX」です。

2019年の第1四半期の段階で契約者数が3300万件を超えており、
日本国内のポケットWiFiサービスとしては「ガリバー的存在」といっても良いぐらいです。

WiMAXとどんなときもWiFiでは使っている電波が違うので、
どちらが良い悪いは一概に決めることはできません。

しかし単純に沖縄での通信速度を比較してみると、
                  WiMAX            どんなときもWiFi 
 ・国際通り    ・・・ダウンロード 26.9Mbps     ダウンロード・・・22.6Mbps
             アップロード 5.25Mbps      アップロード・・・16.7Mbps
 ・首里城正殿  ・・・ダウンロード 10.3Mbps     ダウンロード・・・21.6Mbps
             アップロード 0.25Mbps      アップロード・・・7.44Mbps
 ・若狭海浜公園・・・ダウンロード 4.39Mbps     ダウンロード・・・18.9Mbps
             アップロード 0.51Mbps      アップロード・・・13.9Mbps
となります。

国際通りでのダウンロードの数値以外は、
全てどんなときもWiFiがWiMAXを上回っています。

ただ、どんなときもWiFiがWiMAXを上回っていると言っても数Mbps程度ですから、
正直なところ、これぐらいの差は体感的には「ほぼ同じ」です。

また沖縄全域で統計を取ったわけでもないので、この結果だけを持って
「沖縄ではどんなときもWiFiの方が通信速度が速い」とは一概には言えません。

とは言え、実際に沖縄で調査した結果「どんなときもWiFiの方が速かった」という
Twitterの投稿があるのも事実です。

通信速度は単純に比較できないものの、沖縄での繋がりやすさはドコモや
ソフトバンクのプラチナバンドが使えるどんなときもWiFiに軍配が上がります。

通信速度よりも通信の安定性を求めるのであれば、
沖縄で使うポケットWiFiはどんなときもWiFiの方がオススメですよ。

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