どんなときもWIFI

どんなときもWiFiを海外で使うと料金はいくらかかる?

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旅行や仕事や知らない土地に行ったとしても、国内であれば言葉が通じますから、
スマホやタブレットが無くてもどうにかなります。

しかし海外となると基本的に日本語は通じませんから、現地の情報を調べたり、
現地の人とコミュニケーションを取るのにスマホやタブレットが欠かせません。

ただキャリアで契約しているスマホやタブレットを海外で使うには、
色んな手続きや設定変更が必要でちょっと面倒だったりします。

なので旅行や仕事で海外に行く際には、海外で使えるポケットWiFiが活躍するわけ
ですが、実はどんなときもWiFiも海外で使えるポケットWiFiの1つなんです。

そこでどんなときもWiFiの海外での利用について、
料金や日本で使う場合との違いなどを見ていきましょう。

さらに他社の海外用のポケットWiFiやプリペイドSIMなどと、
料金や使い方についての比較もしますよ。

どんなときもWiFiを海外で使うには

冒頭でも書いたように、通常スマホなどを海外で使う場合には特別な手続きや
設定変更が必要となることが多いんですね。

それが結構面倒臭いので、結局海外用のポケットWiFiをレンタルしたり、
プリペイドSIMを購入したりすることが多くなります。

なので、どんなときもWiFiを海外で使うのに特別な手続きや設定変更が必要だと、
海外で使える意味がありませんよね。

ところがどんなときもWiFiは特別な手続きも設定変更も不要で、
端末をそのまま海外に持って行くだけで使えちゃいます。

現地に着いたらどんなときもWiFiの端末の電源を入れるだけ、後は端末が
現地の回線をキャッチすれば日本国内と同じように通信することができます。

海外に行くのが年に1~2回ならともかく、仕事で日本と海外を行き来するような
人にとっては、この手軽さは大きなメリットですね。

どんなときもWiFiがそのまま海外で使えるのはなぜ?

スマホなどで特別な手続きや設定変更が必要なのに、
なぜどんなときもWiFiがそのまま海外で使えるのか気になりますよね。

他社のスマホやポケットWiFiなどは、端末にSIMカードを挿入して、
基本的に1社の回線しか使えない仕組みとなっています。

そのため、手続きをして現地で使えるSIMカードに交換したり、挿入している
SIMカードを現地で使えるように設定変更したりしないといけないわけです。

しかしどんなときもWiFiではクラウド上にSIMカード情報を保管する「クラウドSIM」を
採用しており、状況に応じて最適な回線を選ぶ仕組みとなっています。

なので海外でも端末が自動的に最適な回線を選ぶようになっているので、
特別な手続きや設定変更が不要なんですね。

どんなときもWiFiが使える国・地域

どんなときもWiFiが海外で使えると言っても、
さすがに北極や南極など場所を選ばずに使えるわけではありません。

一応どんなときもWiFiが使える国や地域は決まっており、
2019年11月現在では日本を含めて131の国と地域で使うことができます。

詳しくは後述しますが、まず「利用エリア1」として
 ・アジア、オセアニア(28地域)・・・韓国、香港、中国、台湾、マカオ、オーストラリア、
                       ニュージーランド、シンガポール、タイ、ベトナム、
                       マレーシア、フィリピン、インドネシア、カンボジア、
                       ミャンマー、ラオス、ネパール、インド、スリランカ、
                       バングラデシュ、カザフスタン、モンゴル、
                       パキスタン、グアム、サイパン、フィジー、ブルネイ、
                       タジキスタン
 ・欧州(44地域)・・・オーストリア、ベルギー、スイス、チェコ、ドイツ、スペイン、
             フィンランド、フランス、ギリシャ、イタリア、オランダ、ポルトガル、
             ロシア、スロベニア、トルコ、リヒテンシュタイン、モナコ、キプロス、
             ハンガリー、ラトビア、ポーランド、スウェーデン、ウクライナ、
             エストニア、クロアチア、アイルランド、リトアニア、ルクセンブルク、
             セルビア、ノルウェー、アルバニア、デンマーク、スロバキア、
             イギリス、サンマリノ、バチカン市国、ブルガリア、アイスランド、
             マルタ、ルーマニア、オーランド諸島、ボスニアヘルツェゴビナ、
             モンテネグロ、マケドニア
 ・北米(2地域)・・・アメリカ、カナダ
の合計74地域、さらに「利用エリア2」として
 ・中東(9地域)・・・UAE、カタール、ヨルダン、イスラエル、サウジアラビア、イエメン、
             バーレーン、クウェート、オマーン
 ・中南米(34地域)・・・コロンビア、ウルグアイ、ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、      
               パナマ、ドミニカ共和国、コスタリカ、エクアドル、グアテマラ、
               ペルー、ボリビア、チリ、ニカラグア、エルサルバドル、メキシコ、
               プエルトリコ、アンギラ、アンティグアバーブーダ、
               イギリス領ケイマン諸島、キュラソー島、グレナダ、グアドループ、
               ガイアナ、ハイチ、ジャマイカ、マルティニーク、
               フランス領サンマルタン、
               セントビンセント及びグレナディーン諸島、スリナム、
               トリニダードトバゴ、タークスカイコス諸島、
               イギリス領ヴァージン諸島、ドミニカ国
 ・アフリカ(13地域)・・・南アフリカ共和国、ケニア、モロッコ、エジプト、西サハラ、
               タンザニア、ザンビア、チュニジア、アンゴラ、アルジェリア、
               ガーナ、ナイジェリア、モーリシャス
の合計56地域、利用エリア1と利用エリア2それに日本を加えた131の国と地域で
どんなときもWiFiは使えます。

ちなみに2019年10月までは日本を含めて107の国と地域だったので、一部のサイトでは
「どんなときもWiFiは107か国で使える」と説明されている場合があります。

中国でどんなときもWiFiを使う場合は注意が必要

最近は香港やマカオだけでなく中国本土に旅行に行く人も増えていますが、
どんなときもWiFiを中国で使う場合には注意が必要です。

中国では都市部とそれ以外の地域では通信事情が違うため、都市部以外の地域では
2Gや3Gといった一世代二世代前の回線を使うことになったりします。

またこれはどんなときもWiFiに限ったことではありませんが、
中国では中央政府によって「金盾(グレートファイアーウォール)」という
インターネット監視システムが導入されています。

そのため
 ・Twitter
 ・Facebook
 ・Instagram
 ・LINE
 ・YouTube
といったSNSや動画サイトが中国では使えなくなっています。

また中国ではインターネット上での発言にも制限が設けられており、
 ・中国政府に対する批判
 ・特定の個人に対する批判
 ・デモを扇動する発言
などの書き込みや投稿は法律で禁止されています。
(違反すれば外国人でも逮捕される)

なのでTwitterなどの代わりに「Weibo」(中国版Twitter)や「Wechat」(中国版LINE)
などを利用する場合は、投稿内容に気を遣わないといけませんよ。
       

どんなときもWiFiを海外で使う場合は別料金が発生

どんなときもWiFiを海外で使うのに手続きや設定変更は不要ですが、
さすがに通常の利用料金だけで海外でも使えるわけじゃありません。

どんなときもWiFiの料金は2年契約で月額3,480円ですが、先の利用エリア1で
利用する場合は1日1,280円、利用エリア2だと1日1,880円の追加料金が発生します。

ですから、台湾に2日間旅行に行ってどんなときもWiFiを使ったとすると、
その月の料金は通常の利用料金3,480円に2日分の海外利用料金2,560円が
プラスされることになります。

2~3日程度なら数千円程度の追加料金で済みますが、
1週間10日となると追加料金だけで10,000円を超えてきます。

海外用ポケットWiFiをレンタルするよりどんなときもWiFiの追加料金の方が
高くなることもあるので、海外に長期間滞在する場合は事前に検討した方が良いですよ。

追加料金が発生するのは海外で使った分だけ

どんなときもWiFiを海外で使うと追加料金が発生しますが、
あくまで海外で使った分だけとなっています。

例えば台湾に2日間旅行に行ったけど、どんなときもWiFiを使ったのが1日だけなら、
追加料金は1日分の1,280円となります。

またアメリカやヨーロッパなどになると、3泊5日や5泊7日など、
移動の機内で1日2日過ごすこともあります。

移動の機内でどんなときもWiFiを使わなければ、
当然外国の上空を移動中も追加料金は発生しません。

海外での利用料金には補償費用が含まれている

利用エリア1の1日1,280円、利用エリア2の1日1,880円という追加料金には、
端末の補償費用が含まれています。

なので海外滞在中にどんなときもWiFiの端末を紛失したり盗難に遭ったりしても、
端末代を別途請求されることはありません。

それどころか代替品を送ってもらえるので、
海外でポケットWiFiを調達する必要も無いんですね。

他のポケットWiFiのレンタルサービスだと、海外での紛失や盗難に備えたオプションに加入する必要があります。(当然オプション料金もかかる)

しかしどんなときもWiFiは、海外の利用料金に紛失・盗難の補償費用が
含まれているので、海外で使う場合でも料金がシンプルで分かりやすいんですね。

海外でもどんなときもWiFiは通信量無制限?

どんなときもWiFiはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線が通信量無制限で
使えるということで、大きな注目を集めています。

なので海外で使う場合も通信量無制限・・・と期待してしまいますが、
さすがに海外では通信量無制限というわけにはいきません。

海外でどんなときもWiFiを利用する場合は、1日1GBの通信制限が設けられており、
1日の通信量が1GBを超えると通信速度が大幅に制限されます。
(午前9時から翌日の午前8時59分までを1日とする)

SNSなどで現地の情報を検索するぐらいなら1日1GBでも十分足りますが、
動画を見るとすぐに制限を受けてしまいますよ。

どんなときもWiFiでは通信制限を受けてもSNSぐらいなら使える

他社のスマホやポケットWiFiでは、通信量オーバーによる制限を受けると
最大128Kbpsとガラケー並みの通信速度しか出なくなります。

最大128Kbpsでは動画はもちろん、SNSやネットサーフィンすらちょっと厳しいですね。

どんなときもWiFiを海外で使って1日1GB以上通信すると、
通信速度は最大384Kbpsに制限されます。

384Kbpsなら、動画は厳しいですが、
SNSやネットサーフィンぐらいなら何とかなる通信速度です。

なのでどんなときもWiFiを海外で使う場合には1日1GBの制限があるものの、
動画さえ見なければ、あまり気にする必要は無いかもしれません。

海外用ポケットWiFiのレンタルサービスとどんなときもWiFiの比較

どんなときもWiFiのようにそのまま使えるポケットWiFiは珍しく、旅行や仕事で
海外に行く場合には海外用のポケットWiFiをレンタルするのが一般的です。

代表的な海外用ポケットWiFiのレンタルサービスとしては
 ・グローバルWiFi
 ・イモトのWiFi
 ・Wi-Ho!
などがあります。

では、こうした海外用ポケットWiFiのレンタルサービスとどんなときもWiFiで、
料金や使い勝手を比較してみましょう。

グローバルWiFiは253の国や地域で使える

まずグローバルWiFiですが、
海外用ポケットWiFiとしてはどれぐらいの国や地域で使えるのかが重要ですよね。

グローバルWiFiが使える地域は、
 ・北米(4地域)・・・アメリカ、カナダ、フランス領サンピエール島、ミクロン島
 ・ハワイ、グアム、サイパン(16地域)・・・ハワイ、グアム、サイパン、アギガン島、
                           アグリハン島、アスンシオン島、アンタハン島、
                           アラマガン島、ググアン島、サリガン島、
                           テニアン、パガン島、パハロス島、マウグ島、
                           メディニラ島、ロタ
 ・アジア、中東(47地域)・・・韓国、香港、中国、台湾、マカオ、タイ、インドネシア、
                   シンガポール、ベトナム、フィリピン、マレーシア、
                   カンボジア、カンボジア、東ティモール、ブルネイ、ブータン、
                   ミャンマー、ラオス、アゼルバイジャン、アフガニスタン、 
                   UAE、アルメニア、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、
                   インド、ウズベキスタン、オマーン、カザフスタン、カタール、
                   キルギス、クウェート、ジョージア、サウジアラビア、シリア、
                   スリランカ、タジキスタン、ネパール、バングラディシュ、 
                   バーレーン、パキスタン、パレスチナ自治区、モルディブ、
                   モンゴル、ヨルダン、レバノン
 ・欧州(60地域)・・・イタリア、フランス、イギリス、スペイン、ドイツ、アイスランド、
             アイルランド、アルバニア、アンドラ、イギリス領ガーンジー島、
             イギリス領マン島、ウクライナ、エストニア、オランダ、オーストリア、
             オーランド諸島、北キプロストルコ共和国、キプロス、ギリシャ、
             クロアチア、グリーンランド、コソボ共和国、サンマリノ、
             ジブラルタル、ジャージー島、スイス、スウェーデン、
             スバールバル諸島、スペイン領カナリア諸島、スロバキア、
             スロベニア、セルビア、チェコ、デンマーク、トルコ、ノルウェー、
             ハンガリー、バチカン市国、バレアレス諸島、フィンランド、
             フェロー諸島、ブルガリア、ベルギー、ベラルーシ、
             ボスニアヘルツェゴビナ、ポルトガル、ポルトガル領アゾレス諸島、
             ポルトガル領マデイラ諸島、ポーランド、マケドニア、マルタ、モナコ、
             モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、
             ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア
 ・オセアニア(15地域)・・・オーストラリア、アメリカ領サモア、クック諸島、クリスマス島、
                 サモア、ソロモン諸島、タヒチ、トンガ、ナウル、
                 ニューカレドニア、ニュージーランド、バヌアツ、
                 パプアニューギニア、フィジー諸島、ミクロネシア
 ・中南米(55地域)・・・アメリカ領バージン諸島、アルゼンチン、アルーバ、アンギラ、
               アンティグアバーブーダ、イギリス領ケイマン諸島、
               イギリス領タークスカイコス、イギリス領バミューダ、
               イギリス領バージン諸島、イースター島、ウルグアイ、エクアドル、
               エルサルバドル、オランダ領アンティル諸島、
               オランダ領キュラソー、オランダ領シントマールテン、
               オランダ領ボネール島、ガイアナ、キューバ、グアテマラ、
               グアドループ、グレナダ、コスタリカ、コロンビア、サバ島、
               サンバルテルミー島、ジャマイカ、スリナム、
               セントクリストファーネイビス、セントビンセント・グレナディーン島
               セントユースタティウス島、セントルシア、チリ、トリニダードトバゴ、
               ドミニカ、ドミニカ共和国、ニカラグア、ハイチ、バハマ、パナマ、
               パラグアイ、バルバドス、フォークランド諸島、フランス領ギアナ、
               フランス領サンマルタン、ブラジル、プエルトリコ、ベネズエラ、
               ベリーズ、ペルー、ホンジュラス、ボリビア、マルティニーク、
               メキシコ、モントセラト
 ・アフリカ(56地域)・・・アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、
               カメルーン、カーボヴェルデ、ガボン、ガンビア、ガーナ、ギニア、
               ギニアビサウ、ケニア、コモロ、コンゴ共和国、
               コンゴ民主共和国、コートジボワール、サントメプリンシペ、
               ザンジバル、ザンビア、シエラレオネ、ジンバブエ、
               スペイン領北アフリカ、スワジランド、スーダン、赤道ギニア、
               セネガル、セーシェル、タンザニア、チャド、中央アフリカ、
                チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ナミビア、西サハラ、
                ニジェール、フランス領レユニオン、ブルキナファソ、ブルンジ、
                ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マヨット島、マラウイ、マリ、
                南アフリカ、南スーダン、モザンビーク、モロッコ、モーリシャス、
                モーリタニア、リビア、リベリア、ルワンダ、レソト
に日本を加えた253の国と地域となっています。

さすが海外用のポケットWiFiだけに、どんなときもWiFiの131に比べると、
かなり使える国や地域が多いですね。

グローバルWiFiの料金

グローバルWiFiの料金は、「1か国」か「2か国以上」か、「4G回線」か「3G回線」か、
さらに1日当たりの通信量が
 ・300MB
 ・600MB
 ・1.1GB
 ・無制限
の組み合わせによって変わってきます。
(4G回線や通信量無制限は利用できる国や地域が限られている)

例えば台湾で、どんなときもWiFiに近い条件の4G回線・1日1.1GBの組み合わせだと、
1日当たりの料金は1,370円となります。

どんなときもWiFiを台湾で使う場合は1日当たり1,280円ですから、
台湾だとわずかにどんなときもWiFiの方が安いんですね。

しかし同じ条件でブラジルでグローバルWiFiを使うと1日当たりの料金は1,770円で、
どんなときもWiFiの1,880円よりもわずかに安くなります。

いずれも差は数十円から100円程度ですから、短期間の利用であれば
グローバルWiFiでもどんなときもWiFiでも大きな差は無さそうですね。

グローバルWiFiでは手数料や補償費用が別途必要

どんなときもWiFiでは、海外利用時の追加料金に端末を紛失したり盗難に遭った際の
補償費用が含まれています。

しかしグローバルWiFiの場合は、紛失や盗難に対応した補償オプションには
別途200~500円(1日当たり)の料金が発生します。

さらに「受取手数料」として500円が必要で、
端末を宅配してもらう場合には宅配手数料(500円)もかかります。
(空港での受け取りなら宅配手数料はかからない)

ですから補償オプションに加入すると、1日当たりの利用料金が少なくとも
200円アップしますから、どんなときもWiFiよりも確実に料金が高くなってしまいます。

また支払いは申し込み時の1回だけですが、
500円の受取手数料がかかるというのもちょっと痛いですね。

イモトのWiFiが使える国や地域

耳に残るオリジナルソングと「イモト」繋がりでタレントのイモトアヤコさんを
起用したCMでお馴染みなのが「イモトのWiFi」です。

イモトのWiFiも海外用ポケットWiFiのレンタルサービスで、使える国や地域は
 ・北米(2地域)・・・アメリカ、カナダ
 ・欧州(58地域)・・・イタリア、フランス、イギリス、スペイン、ドイツ、アイスランド、
              アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、ウクライナ、
              エストニア、オランダ、オーストリア、オーランド諸島、
              イギリス領ガーンジー島、キプロス、ギリシャ、
              クロアチア、グリーンランド、サンマリノ、ジブラルタル、
              ジャージー島、ジョージア、スイス、スウェーデン、
              スバールバル諸島、スペイン領カナリア諸島、スロバキア、
              スロベニア、セルビア、チェコ、デンマーク、ノルウェー、
              ハンガリー、バチカン市国、バレアレス諸島、フィンランド、
              フェロー諸島、ブルガリア、ベルギー、ベラルーシ、
              ボスニアヘルツェゴビナ、ポルトガル、ポルトガル領アゾレス諸島、
              ポルトガル領マデイラ諸島、ポーランド、マケドニア、マルタ、
              マン島、モナコ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、
              リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア
 ・東アジア(6地域)・・・韓国、台湾、中国、香港、マカオ、モンゴル
 ・中南米(46地域)・・・アルゼンチン、アルーバ、アンギラ、アンティグアバーブーダ、
               イギリス領ケイマン諸島、イギリス領タークスカイコス、
               イギリス領バミューダ、イギリス領バージン諸島、ウルグアイ、
               エクアドル、エルサルバドル、オランダ領アンティル諸島、
               ガイアナ、グアテマラ、グアドループ、グレナダ、コスタリカ、
               コロンビア、サンバルテルミー島、ジャマイカ、スリナム、
               セントクリストファーネイビス、セントビンセント・グレナディーン島
               セントルシア、チリ、トリニダードトバゴ、ドミニカ、ドミニカ共和国、
               ニカラグア、ハイチ、バハマ、パナマ、パラグアイ、バルバドス、            
               フランス領ギアナ、フランス領サンマルタン、ブラジル、
               プエルトリコ、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ホンジュラス、
               ボリビア、マルティニーク、メキシコ、モントセラト
 ・東南アジア(10地域)・・・インドネシア・カンボジア・シンガポール、タイ、フィリピン、
                 ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス
 ・その他アジア、中東(25地域)・・・アフガニスタン、UAE、アルメニア、イエメン、
                       イスラエル、インド、イラク、ウズベキスタン、
                       オマーン、カザフスタン、カタール、キルギス、
                       クウェート、サウジアラビア、スリランカ、
                       タジキスタン、トルコ、ネパール、バーレーン、
                       パキスタン、パレスチナ自治区、バングラディシュ、
                       ブータン、モルディブ、ヨルダン
 ・オセアニア(10地域)・・・オーストラリア、サモア、タヒチ、トナガ、ナウル、
                 ニュージーランド、ニューカレドニア、バヌアツ、
                 パプアニューギニア、フィジー諸島
 ・アフリカ(42地域)・・・アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、カメルーン、ガボン、               ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コンゴ共和国、
               コンゴ民主共和国、コートジボワール、ザンビア、シエラレオネ、
               ジンバブエ、スワジランド、赤道ギニア、セネガル、セーシェル、
               タンザニア、チャド、チュニジア、ナイジェリア、ナミビア、
               西サハラ、ニジェール、フランス領レユニオン、ブルキナファソ、                
               ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マヨット島、マラウイ、マリ、
               南アフリカ、モザンビーク、モロッコ、モーリタニア、リベリア、
               ルワンダ、レソト
に日本を加えた199となっています。

どんなときもWiFiの131に比べると、やはりイモトのWiFiは
海外用のポケットWiFiだけあって使える国や地域が多いですね。

ただ先のグローバルWiFiに比べると、「キューバ」「イラン」などアメリカとの関係が
あまり良くない国などで使えないなど、使える国や地域は少なくなります。

イモトのWiFiの料金

イモトのWiFiもグローバルWiFiと同様に、1か国か2か国以上か、
4G回線か3G回線か、1日当たりの通信量が
 ・500MB
 ・1GB
 ・無制限
の組み合わせで料金が決まる仕組みとなっています。

どんなときもWiFiの条件に近い「4G回線で1日1GB」で、
イモトのWiFiを台湾で使ったとすると1日当たりの料金は1,580円となります。

どんなときもWiFiを台湾で使った場合の料金は1日当たり1,280円、
グローバルWiFiが1,370円ですから、イモトのWiFiはちょっと割高ですね。

どんなときもWiFiの利用エリア2(1日当たり1,880円)に該当する国や地域の料金も
比較したいんですが、イモトのWiFiではどんなときもWiFiの利用エリア2に
該当する国や地域では1日1GBのプランがありません。

イモトのWiFiも補償オプションは別料金で受取手数料がかかる

イモトのWiFiもグローバルWiFiと同じで、
紛失や盗難に対応した補償オプションは1日当たり200~500円の別料金となります。

また受取手数料も500円かかりますし、その他にも
 ・端末の受取日を前倒しする場合
 ・利用料金をコンビニで後払いする場合
 ・端末を着払いで返却する場合
などにも手数料が発生します。

利用料金からしてイモトのWiFiはどんなときもWiFiより高いですし、
加えて補償オプションの料金と各種手数料も必要です。

どんなときもWiFiが使えない国や地域に行くならともかく、
そうでないならイモトのWiFiよりどんなときもWiFiの方が料金的にはお得ですね。

Wi-Ho!の使える国や地域

知名度的にはグローバルWiFiやイモトのWiFiに少し劣りますが、
海外用ポケットWiFiのレンタルサービスとしてよく使われているのが「Wi-Ho!」です。

Wi-Ho!の使える国や地域は、
 ・アジア(24地域)・・・インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、
               タジキスタン、ネパール、パキスタン、バングラディシュ、
               フィリピン、東ティモール、ブルネイ、ベトナム、マカオ、
               マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ラオス、韓国、
               香港、台湾、中国
 ・中東(12地域)・・・アフガニスタン、UAE、イスラエル、イラン、オマーン、カタール、
              クウェート、サウジアラビア、トルコ、バーレーン、メリリャ、ヨルダン
 ・オセアニア(10地域)・・・オーストラリア、サモア、スチュアート島、トンガ、ナウル、
                  ニュージーランド、バヌアツ、パプアニューギニア、フィジー、
                  ポリネシア
 ・北米(5地域)・・・アメリカ、カナダ、グアム、サイパン、ハワイ
 ・中南米(55地域)・・・アメリカ領バージン諸島、アルゼンチン、アルーバ、アンギラ、
               アンティグアバーブーダ、イギリス領ケイマン諸島、
               イギリス領タークスカイコス、イギリス領バミューダ、
               イギリス領バージン諸島、イースター島、ウルグアイ、エクアドル、
               エルサルバドル、オランダ領アンティル諸島、ガイアナ、
               ガラパゴス諸島、オランダ領キュラソー、グアドループ、グレナダ、
               コスタリカ、コロンビア、サンバルテルミー島、ジャマイカ、
               スリナム、フランス領セントマーチン島、
               セントクリストファーネイビス、セントビンセント・グレナディーン島
               セントルシア、チリ、トリニダードトバゴ、ドミニカ、ドミニカ共和国、
               ニカラグア、バーブーダ島、ハイチ、バハマ、パナマ、パラグアイ、
               バルバドス、プエルトリコ、フランス領ギアナ、ブラジル、ペルー、
               ベネズエラ、ボネール島、ボリビア、ポルトサント島、
               ホンジュラス、マリーガラント島、マルティニーク島、メキシコ、
               モントセラト、ラ・デジラード島、レ・サント諸島、レユニオン
 ・欧州(81地域)・・・イタリア、フランス、イギリス、スペイン、ドイツ、アイスランド、
             アイルランド、アルバニア、アゼルバイジャン、アルメニア、
             イオニア諸島、イビサ島、イギリス領ガーンジー島、
             イギリス領マン島、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、
             エーランド島、オークニー諸島、オランダ、オーストリア、
             オーランド諸島、カザフスタン、北キプロストルコ共和国、
             カブレラ島、キクラデス諸島、キプロス、ギリシャ、キルギスクレタ島、
             クロアチア、ゴットランド島、コルシカ島、サルデーニャ、サンマリノ、
             シェトランド諸島、シチリア、ジブラルタル、ジャージー島、
             ジョージア、スイス、スウェーデン、スバールバル諸島、
             スペイン領カナリア諸島、スロバキア、スロベニア、セルビア、
             チェコ、デンマーク、ドデカネス諸島、ノルウェー、ハンガリー、
             バチカン市国、バレアレス諸島、フィンランド、フォルメンテラ島、
             フェロー諸島、ブルガリア、ヘブリディーズ諸島、ベルギー、
             ベラルーシ、ペロポネソス半島、ボーンホルム島、
             ボスニアヘルツェゴビナ、ポルトガル、ポルトガル領アゾレス諸島、
             ポルトガル領マデイラ諸島、ポーランド、マケドニア、マヨルカ島、
             マルタ、メノルカ島、モナコ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、
             リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア、
             ロシア
 ・アフリカ(29地域)・・・アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、カーボヴェルデ、
               ガボン、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コンゴ共和国、
               コンゴ民主共和国、ザンジバル、ザンビア、セウタ、タンザニア、
               チュニジア、西サハラ、ニジェール、ベナン、マダガスカル、
               南アフリカ、モザンビーク、モロッコ、モーリシャス、リベリア、
               ルワンダ、レソト
の合計216となっています。

どんなときもWiFiの131、イモトのWiFiの199に比べると多いですが、
グローバルWiFiの253には敵わないですね。

Wi-Ho!の料金

Wi-Ho!の料金プランも、1か国か2か国以上か、4G回線か3G回線か、
1日当たりの通信量が
 ・300MB
 ・500MB
 ・1GB
 ・無制限
の組み合わせとなっています。

どんなときもWiFiと同じ条件の「4G回線・1日1GB」で、
台湾でWi-Ho!を使った場合の料金は1日1,090円です。

どんなときもWiFiが1,280円、グローバルWiFiが1,370円、
イモトのWiFiが1,580円ですから、同じ条件ならWi-Ho!が一番安いんですね。

同じ条件でブラジルでWi-Ho!を使うと料金は1日1,850円で、どんなときもWiFiの
1,880円よりは安いですが、グローバルWiFiの1,770円に比べると割高です。
(イモトのWiFiはブラジルで1日1GBプランは使えない)

旅行や仕事で出かける国や地域次第ではありますが、
料金的にはWi-Ho!が一番安くなる可能性が高いですね。

Wi-Ho!も補償オプションは別料金、申し込み時に手数料発生

グローバルWiFiやイモトのWiFiでもそうでしたが、
Wi-Ho!でも補償オプションは330~550円の別料金となっています。

さらに申し込み時には、商品手配手数料として550円が必要です。

ポケットWiFiのレンタル料金自体だけならWi-Ho!は安いんですが、補償オプションの
料金や申し込み時の手数料を考えるとどんなときもWiFiより高くなってしまいますね。

格安SIMをどんなときもWiFiの端末に挿して使うのはアリ?

どんなときもWiFiの端末の前面カバーを取り外すと、
SIMカードを挿入するスロットが2つ付いています。

どんなときもWiFiはクラウドSIMなのでSIMカードは使いませんが、
キャリアや格安SIMのSIMカードを挿して使うことが可能です。

管理画面でクラウドSIMとSIMカードの切り替えができますから、どんなときもWiFiを
契約したままで別のキャリアのSIMカードを挿して使うこともできるんですね。

どんなときもWiFiで通信障害が発生した時などの「サブ回線」として、
格安SIMのSIMカードを挿しておくことはアリだと思います。

しかし海外で使うことを目的に格安SIMのSIMカードを挿すのは、
正直全く意味がありません。

キャリアのSIMカードなら、
海外ローミングによって海外でインターネットを使うこともできます。

ところが格安SIMだと、海外ローミングで可能なのは通話のみで、
データ通信はできないようになっているんです。

どんなときもWiFiの端末で通話は当然できませんから、海外用として
格安SIMをどんなときもWiFiの端末に挿すのは、全く意味が無いんですね。

海外用のプリペイドSIMをどんなときもWiFiの端末に挿して使うのはアリ

国内用の格安SIMだと海外で通話しかできませんが、
海外用のプリペイドSIMならデータ通信も可能です。

ですから格安SIMは格安SIMでも、
海外用のプリペイドSIMをどんなときもWiFiの端末に挿して使うのはアリなんですね。

海外用のプリペイドSIMがある主な格安SIMは「IIJmio」ぐらいとなっています。

ちなみに、「第4のキャリア」である楽天モバイルやmineoでも以前は
海外用プリペイドSIMを販売していました。

しかし楽天モバイルは2019年、mineoは2018年に海外用プリペイドSIMの販売も
サービスも終了しています。

海外用のプリペイドSIMを使う場合はSIMカードのサイズに注意

どんなときもWiFiの端末にSIMカードを挿して使う場合には、
SIMカードのサイズに注意しないといけません。

どんなときもWiFiの端末に付いているスロットは、
標準サイズとmicroSIMと言われるサイズのSIMカードだけです。

最近スマホなどでよく使われている、
microSIMよりさらに小さいnanoSIMはどんなときもWiFiの端末では使えません。

ですからプリペイドSIMを申し込む際には、間違ってもnanoSIMにならないように、
SIMカードのサイズもしっかりチェックしておかないといけませんよ。

海外用プリペイドSIMとどんなときもWiFiの比較

では海外用のプリペイドSIMとどんなときもWiFiでは、
海外利用はどちらがお得なのか比較してみましょう。

まず「IIJmio」ですが、IIJmioの海外用プリペイドSIMが使える国や地域は
 ・アジア(9地域)・・・中国、シンガポール、タイ、インドネシア、韓国、香港、マレーシア、
              台湾、マカオ
 ・ヨーロッパ(29地域)・・・オーストリア、ドイツ、ポーランド、ベルギー、ギリシャ、
                 ポルトガル、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、
                 クロアチア、アイルランド、スロバキア、キプロス、イタリア、
                 スロベニア、チェコ、ラトビア、スペイン、デンマーク、
                 リトアニア、スウェーデン、エストニア、ルクセンブルク、
                 イギリス、フィンランド、マルタ、スイス、フランス、オランダ
 ・北米(2地域)・・・カナダ、アメリカ(ハワイ含む、グアムは除く)
 ・オセアニア(2地域)・・・オーストラリア、ニュージーランド
の合計42となっています。

旅行で人気の国と地域は抑えているものの、
どんなときもWiFiの131に比べると断然使える国や地域が少ないですね。

IIJmioの海外用プリペイドSIMは500MBしか使えない

IIJmioの海外用プリペイドSIMは、使える期間が14日で、
その間に使える通信量は500MBとなっています。

どんなときもWiFiは1日1GB使えますから、
14日で500MBしか使えないとなるとかなり使い方が限られてしまいますね。

プリペイドSIMの利用料金は3,850円で、さらに初期費用として3,000円が必要です。

どんなときもWiFiは1日1,280円もしくは1,880円ですから、
14日間の料金と考えるとIIJmioの方が断然安いんですね。

ただIIJmioは通信量が14日間で500MBしか使えませんから、
通信量に対する料金としてはどんなときもWiFiと比べるまでもなく割高です。

後から通信量を追加することも可能で、追加料金は
 ・100MB・・・800円
 ・500MB・・・3,850円
となっており、月10回まで追加することができます。

Amazonなどの通販サイトで海外用プリペイドSIMを買うこともできるが・・・

Amazonや楽天市場などの通販サイトで「海外 SIM」と検索すると、
海外用のプリペイドSIMがたくさんヒットします。

ただそのほとんどが特定の国や地域専用で、
海外の通信会社が販売しているSIMカードです。

海外の通信会社のプリペイドSIMと言っても、
日本語版の説明書が付いているので、設定などで困ることはありません。

しかし日本の通信会社のもので、
ある程度場所を選ばずに使える海外用プリペイドSIMとなると
先のIIJmioのプリペイドSIMぐらいしか現状ではないんですね。

ドコモなどキャリアのスマホは海外ローミングで外国でも使える

ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアでは、海外ローミングを利用すれば、
海外でも今使っているスマホでそのまま通話やデータ通信が使えます。

ですから3キャリアのスマホを使っているなら、別にどんなときもWiFiを契約したり、
海外用プリペイドSIMを購入しなくても良いわけです。

ただ海外ローミングは「料金が高い」「設定が面倒」と言われることも多く、
使ったことはないけど使いにくいとイメージが強かったりします。

そこで3キャリアそれぞれの海外ローミングサービスの料金や設定方法について、
詳しく見てみましょう。

ドコモの海外ローミング

ドコモのスマホを海外で使う際には
 ・パケットパック海外オプション
 ・海外パケホーダイ
の2つのプランのいずれかが利用できます。

さらに「パケットパック海外オプション」は、
204の国・地域で1日980円で使える基本プランと62の国・地域で
 ・1時間200円
 ・3日間2,480円
 ・5日間3,980円
 ・7日間5,280円
で使える国・地域限定プランの2つに分かれています。

パケットパック海外オプションを利用する場合、
日本で契約しているスマホのパケットパックの通信量を使うことになります。
(通信量がパケットパックの上限を超えると海外でも通信制限を受ける)

「海外パケホーダイ」は、204の国・地域で使えるいわゆる2段階定額のプランです。

通信量が約24.4MBまでは1日1,980円で、そこから約25MBまでは従量課金で、
約25MBを越えるといくら使っても1日2,980円となります。

ドコモの海外ローミング設定方法

ドコモのスマホでパケットパック海外オプションを利用する場合は、
まず公式サイトや電話、ドコモショップで申し込みをします。

次に「ドコモ海外利用アプリ」をダウンロードして、海外に到着したらスマホの「設定」から
 ・iPhone・・・「モバイル通信」→「通信のオプション」
 ・Androidスマホ・・・「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
に進み「データローミング」をONにします。

そしてドコモ海外利用アプリを起動して、
利用したいプランの「利用開始」ボタンを押せば海外ローミングの設定完了です。

プランの利用時間が経過すると自動的に通信が切れるので、
後はデータローミングをOFFにすれば元通り日本仕様のスマホに戻ります。

海外パケホーダイは特に申し込みの必要は無く、海外に着いたらスマホの「設定」から
 ・iPhone・・・「モバイル通信」→「通信のオプション」
 ・Androidスマホ・・・「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
へと進んで「データローミング」をONにするだけでOKです。

データローミングをOFFにすれば、海外パケホーダイの利用が停止されます。

ドコモの海外ローミングを利用するには「WORLD WING」への申し込みが必要

ドコモのスマホで海外ローミングを利用するには、
「WORLD WING」というオプションに加入する必要があります。

このオプションに加入していないと、パケットパック海外オプションを申し込んでも、
スマホの設定でデータローミングをONにしても海外で通話やデータ通信ができません。

WORLD WINGへの加入状況の確認や申し込みは、
ドコモのマイページである「My docomo」やドコモショップ、電話、さらに
 ・成田空港
 ・羽田空港
 ・関西国際空港
 ・中部国際空港
 ・ハワイ(ワイキキ・ショッピングプラザ)
に設置されている「ドコモワールドカウンター」でもできます。

auの海外ローミング

auの海外ローミングには
 ・世界データ定額
 ・海外データeSIM
という2つのプランがあります。

「世界データ定額」は、
150以上の国・地域でauスマホが1日980円で利用できるプランです。

世界データ定額では、海外で利用した通信量は日本で契約しているスマホの
データ定額プランの通信量に含まれます。

なので通信量がデータ定額プランの上限に達すると、
日本で使う場合と同じように通信制限を受けてしまいますよ。

「海外データ定額eSIM」は96の国・地域で30日間使えるプランで、
 ・5GB・・・5,800円
 ・8GB・・・8,900円
と通信量によって料金が変わります。

ただし海外データeSIMが利用できるのは、iOS12.1.1以降が搭載されている
iPhone11シリーズとiPhoneXシリーズのみとなっています。

auの世界データ定額の設定方法

世界データ定額を利用する場合の設定は、
まず海外に出発する前に世界データ定額アプリをスマホにダウンロードしておきます。

次に海外に到着したら、スマホの機内モードとWiFiをOFFにして、「設定」から
 ・iPhone・・・「モバイル通信」→「通信のオプション」
 ・Androidスマホ・・・「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
へ進んでモバイルデータ通信とデータローミングをONにします。
(iPhoneは「モバイル通信」のところでモバイルデータ通信をON)

後は、日本でダウンロードしておいた世界データ定額アプリを起動して
「利用開始」ボタンを押せばauの海外ローミング設定完了です。

auの海外データeSIMの設定変更

「海外データeSIM」の設定方法は、こちらもまずは海外に出発するまえに
海外データeSIMの専用アプリをスマホにダウンロードします。

ダウンロードしたアプリを起動して、
 ・5GB・・・5,800円
 ・8GB・・・8,900円
のいずれかのプランを選んで「購入」を押します。

さらに「新しいアカウントの作成」と「支払方法の追加」を行い、確認画面が表示されたら
「データプランを購入」ボタンを押してアカウントの作成は終了です。

次は画面に従って次へや続けるのボタンを押して、「モバイルデータ通信の設定」→
「モバイル通信プランのインストール」→「モバイル通信プランの追加」へと進みます。

そうすると「モバイル通信プランの名称」という画面が表示され、国内で使うau回線と
海外で使う回線の名称が変更できます。
(初期設定ではau回線が「主回線」、海外で使う回線が「副回線」)

回線の名称を決めたら「デフォルト回線」の画面に進むので
主回線(au回線)を選んで「続ける」、「iMessage、FaceTime,Apple IDに追加」でも
主回線を選んで「続ける」を押します。

次に「モバイルデータ通信」の画面が表示されたら副回線(海外で使う回線)を選択して、
「続ける」を押します。

そうすると「海外データeSIM」の画面に切り替わり、そのまま2~3分待って画面右上に
アンテナピクトのアイコンが表示されたら「更新」を押してアプリの設定は終了です。

スマホのメールボックスに海外データeSIMの仮登録メールが届いているはずですから、
その内容に従って本登録を済ませると全ての設定が完了します。

海外に出発するまでや帰国後はiPhoneの「設定」→「モバイル通信」の
「モバイルデータ通信」を主回線、海外では副回線に切り替えるのを忘れないように
しましょう。

ソフトバンクの海外ローミング

ソフトバンクの海外ローミングは、
アメリカ本土やハワイなどで利用できる「アメリカ放題」と
アメリカを含む180の国・地域で利用できる「海外パケットし放題」の2つです。

「アメリカ放題」は1日980円で、
 ・アメリカ本土
 ・ハワイ
 ・プエルトリコ
 ・アメリカ領バージン諸島
でソフトバンクのiPhoneが使えるプランです。
(Androidスマホは不可)
(アラスカ州やグアムなどアメリカ領でも使えない地域がある)

「海外パケットし放題」は、通信量が25MBまでは1日1,980円、25MBを越えると
通信量をいくら使っても1日2,980円の2段階定額プランです。
(iPhoneでもAndroidスマホでも利用可能)

アメリカ放題の設定方法

ソフトバンクでアメリカ放題を利用する場合の設定方法は、海外に出発する前に、
iPhoneの「設定」から「モバイル通信」→「通信のオプション」へと進みます。

「データローミング」をOFFにして「4Gをオンにする」に進んで「オフ」を選択して、
「モバイル通信」の画面まで戻ります。

「モバイル通信」の画面で「モバイルデータ通信」をOFFにすれば、
出発前の準備は完了です。

次に海外に着いたら、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→
「モバイル通信ネットワーク」に進み、「自動」をONにします。

「モバイル通信」の画面に戻って「モバイルデータ通信」をON、「通信のオプション」に
進んで「データローミング」がOFFであることを確認して「4Gをオンにする」に進みます。

「音声通話とデータ」か「データ通信のみ」のいずれかを選択、「モバイル通信」の画面に
戻って「モバイル通信ネットワーク」の項目が「Sprint」となっていれば設定完了です。

海外パケットし放題の設定方法

次に「海外パケットし放題」の設定ですが、こちらは先のアメリカ放題と違って
国内での準備は不要で海外に着いてから設定するだけでOKです。

iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」、Androidスマホなら
「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」へと進みます。

後は「データローミング」をONにすれば、
ソフトバンクのスマホで海外パケットし放題が使えます。

海外到着後や帰国後の設定方法を説明してくれたり、
海外滞在中に海外パケットし放題が適用されているかが確認できる
「海外パケットし放題」専用アプリをダウンロードしておくと便利ですよ。

料金的にはキャリアの海外ローミングの方がお得だが・・・

ドコモの海外ローミングの料金は
 ・1日980円
 ・3日間2,480円
 ・5日間3,980円
 ・7日間5,280円
で、auは
 ・1日980円
 ・30日(5GB)5,800円
 ・30日(8GB)8,900円
ソフトバンクは
 ・1日980円(アメリカのみ)
 ・1日1,980~2,980円
となっています。

どんなときもWiFiを海外で利用する場合の料金が1日1,280円もしくは
1,880円ですから、料金的にはキャリアの海外ローミングの方が安いんですね。

ただ海外で使える通信量は、3キャリアでは基本的に契約しているスマホの
データ定額の分しか使えませんが、どんなときもWiFiでは1日1GBまで使えます。

また3キャリアで海外ローミングを利用するには、
多少の手続きやスマホの設定変更が必要となっています。

なので通信量や海外でデータ通信を使えるようにする手間に関しては、
どんなときもWiFiの方が有利です。

現地のプリペイドSIMは料金的に割安

旅行や仕事で海外に行った先の携帯ショップに行けば、
現地の回線が使えるプリペイドSIMを購入することも可能です。

どんなときもWiFiの端末は元々SIMフリー端末ですから、
現地で購入したプリペイドSIMを挿して使うことができます。

日本で海外用プリペイドSIMを購入するよりも現地でプリペイドSIMを購入した方が
割安だったりします。

例えば、日本で購入できるIIJmioの海外用プリペイドSIMは14日間で500MBが
使えて3,850円です。

対してイギリスの「Three」という通信会社のプリペイドSIMを現地で購入すると、
 ・2GB・・・約1,400円(10ポンド)
 ・5GB・・・約2,000円(15ポンド)
 ・12GB・・・約2,700円(20ポンド)
 ・36GB・・・約3,750円(27.5ポンド)
 ・無制限・・・約4,750円(35ポンド)
で30日間使うことができます。

IIJmioの海外用プリペイドSIMはもちろんどんなときもWiFiの海外料金
(1日1,280円or1,880円)と比べても、現地のプリペイドSIMはかなり安いですね。

店員さんに設定をお願いすることもできるが・・・

海外で現地のプリペイドSIMを購入すると、
携帯ショップの店員さんに初期設定をお願いすることができます。

プリペイドSIMに付いている説明書は現地の言葉で書かれていますから、
スマホやポケットWiFiにかなり詳しくないと、
端末にSIMカードを挿して初期設定を施すのは簡単じゃありません。

ただ日本のお店じゃありませんから、初期設定をしてもらうために自分のスマホや
ポケットWiFiを現地の店員さんに渡すのもちょっと不安ですよね。
(現地の店員さんが悪い人というわけではない)

ですから、自分で初期設定できる自信があるもしくは語学力に自信があるということで
ない限りは、あまり現地でプリペイドSIMを購入するのはオススメできません。

安さなら現地でプリペイドSIM購入、手軽さならどんなときもWiFi

どんなときもWiFiやスマホ、格安SIMなど、
海外で使えるモバイル回線について色々と紹介・説明してきました。

とにかく料金を安く収めたいというのであれば、
現地でプリペイドSIMを購入するのが一番です。

ただ先にも書いたように、言葉や初期設定の問題がありますから、
プリペイドSIMを購入するのであれば事前にAmazonなどの通販サイトで
購入しておいた方が良いですね。
(ちょっと割高になりますが・・・)

海外に持って行くのに手軽さを重視するなら、どんなときもWiFiがオススメです。

事前の手続きや設定不要で、
どんなときもWiFiの端末をそのまま海外に持って行くだけで使えちゃいます。

帰国後もそのままで日本仕様に戻りますから、1日1,280円もしくは1,880円と
ちょっと料金は高めですが、特に機械が苦手な人にピッタリですね。

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