どんなときもWIFI

どんなときもWiFiとFUJIWiFiを比較して分かったこと

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「どんなときもWiFi」と言えば、
大手携帯キャリアのLTE回線を通信量無制限で使えるのが大きな特徴の1つです。

しかしどんなときもWiFiよりも先に、
LTE回線を通信量無制限で使えることで注目を集めたのが「FUJIWiFi」です。

どんなときもWiFiほど積極的に宣伝していないので、
知名度的には後発のどんなときもWiFiより低くなってしまっています。

ただLTE回線が通信量無制限ということ以外にも、どんなときもWiFiとFUJIWiFiには
共通点が多く、ポケットWiFiに詳しくない人からすると似たサービスに見えます。

そこで料金や通信速度、端末、通信制限など色んな角度からどんなときもWiFiと
FUJIWiFiを比較し、その違いを詳しく見ていきましょう。

どんなときもWiFiとFUJIWiFi、料金が安いのはどっち?

いきなりお金のことですが、
ポケットWiFiに限らず通信サービスを選ぶ際には料金は重要な要素ですよね。

使い勝手の良いサービスは少々料金が高くても仕方ないんですが、
やっぱりポケットWiFiも「安くて良いもの」を使いたいのが心情です。

まずどんなときもWiFiですが、
料金プランは通信量無制限のみで月額3,480円となっています。

対してFUJIWiFiの料金プランは、ポケットWiFi端末がセットになった
「ルータープラン」と端末無しSIMカードのみの「SIMプラン」の2つがあります。

さらにそれぞれのプランは月間に使える通信量によって月額料金が違っており、
ルータープランだと
 ・快適!クラウドプラン(無制限)・・・3,980円
 ・100ギガクラウドプラン・・・3,480円
 ・50ギガプラン・・・2,980円
 ・25ギガプラン・・・2,480円
 ・WiMAX2+プラン・・・3,200円
SIMプランは
 ・200ギガプラン・・・3,980円
 ・100ギガプラン・・・3,480円
 ・50ギガプラン・・・2,980円
 ・20ギガプラン・・・2,480円
となっています。

FUJIWiFiは料金一括支払いでよりお得に

FUJIWiFiでは、もちろん1か月ごとに料金を支払うこともできるんですが、
最初に一定期間分の料金を一括でまとめて支払うこともできるようになっています。
(WiMAXプラン以外)

まとめて支払う分の期間は3か月・6か月・12か月から選べ、
まとめて支払うことで1か月ごとに支払うよりも若干料金が安くなるんです。

3か月分まとめて払うと1か月当たりの料金が80円、6か月なら180円、
12か月なら500円も安くなります。

ですからFUJIWiFiの通信量無制限を12か月分まとめて払うと、通信量無制限の
プランがどんなときもWiFiと同じ月額3,480円で利用することができるわけです。

しかも1度まとめて支払うと、まとめて支払う期間が終了した後もまとめて支払っている
期間と同じ月額料金でFUJIWiFiを使い続けることができます。

要するに、無制限プランを最初の12か月分まとめて支払っておくと、
13か月目以降も月額3,480円で利用できるってことです。

一括で40,000円以上支払うことになりますが、FUJIWiFiの料金を
12か月分まとめて支払うことでどんなときもWiFiとの料金差がなくなるんですね。

どんなときもWiFiもFUJIWiFiも端末の補償オプションが必須

どんなときもWiFiもFUJIWiFiも、
ポケットWiFi端末は購入するのではなくレンタルすることになります。

ですからユーザーの過失による故障や水没などで端末が使えなくなったり、
紛失したりすると端末代を弁償しなければいけません。

故障や紛失などで端末が使えなくなった場合、
 ・どんなときもWiFi・・・18,000円
 ・FUJIWiFi・・・バッテリー内蔵型端末 24,000円
          バッテリー着脱式端末 20,000円
の機器損害金をそれぞれ支払うことになります。
(FUJIWiFiの端末でバッテリー着脱式は「FS030W」のみ、あとはバッテリー内蔵型)

スマホより故障や紛失のリスクは少ないものの、万が一のことを考えると
機器損害金が高額なだけに補償オプションへの加入は必須と言っても良いですね。

どんなときもWiFiの「あんしん補償」は月額400円で、
故障や水没は補償対象ですが、紛失や盗難は対象外です。

FUJIWiFiでは、
盗難を含む紛失とバッテリー交換に対応した「安心サポートPremium」が月額400円、
故障と水没のみ対応の「安心サポート」が月額250円となっています。

無制限プランを2年間使った場合の支払総額で比較

どんなときもWiFiの契約期間が2年なので、月額料金に補償オプションの料金や
事務手数料も含めた2年間(24か月)の総額で比較してみましょう。

まずどんなときもWiFiの2年間の支払総額は
 ・契約事務手数料・・・3,000円
 ・月額料金・・・3,480円×24か月
 ・あんしん補償・・・400円×24か月
で合計96,120円となります。

次にFUJIWiFiですが、補償オプションはどんなときもWiFiのあんしん補償と内容が
同じ安心サポートを使って1か月ごとに支払うとすると
 ・契約事務手数料・・・3,000円
 ・月額料金・・・3.980円×24か月
 ・安心サポート・・・250円×24か月
の合計104,520円となります。

補償オプションの料金こそFUJIWiFiの方が安いですが、月額料金に500円の差が
あるので、2年間の支払総額でもどんなときもWiFiの方が安いですね。

FUJIWiFiの料金を12か月まとめて支払うとどんなときもWiFiより安くなる

FUJIWiFiでは一定期間の料金をまとめて支払うことで料金が安くなるので、
まとめて支払った場合の2年間の支払総額も計算してみます。

3か月分をまとめて支払う場合は
 ・契約事務手数料・・・3,000円
 ・月額料金・・・3,900円×24か月
 ・安心サポート・・・250円×24か月
で合計102,600円です。

6か月分まとめて支払うと
 ・契約事務手数料・・・3,000円
 ・月額料金・・・3,800円×24か月
 ・安心サポート・・・250円×24か月
の合計100,200円です。

12か月分をまとめて支払う場合は
 ・契約事務手数料・・・3,000円
 ・月額料金・・・3,480円×24か月
 ・安心サポート・・・250円×24か月
で合計92,520円となります。

どんなときもWiFiの2年間の支払総額が96,120円ですから、
12か月分をまとめて支払うとFUJIWiFiの方が安くなるんですね。

どんなときもWiFiは口座振替にも対応、FUJIWiFiはクレジットカードのみ

手続きなどが比較的簡単ということで、最近は料金の支払方法をクレジットカードのみに
限定している通信サービスも増えてきています。

実際FUJIWiFiの支払方法はクレジットカードのみで、
クレジットカードを持っていないとFUJIWiFiに申し込むことができません。

ところがどんなときもWiFiは、もちろんクレジットカードで支払うこともできますが、
口座振替にも対応しています。

2019年10月の消費税増税に伴ってキャッシュレス化が進んでいますが、
クレジットカードを持っていないあるいは持っているけどあまり使いたくないという人も
居るはずです。

そういった現金派の人にとっては、クレジットカードだけでなく
口座振替にも対応しているどんなときもWiFiはありがたいサービスですね。

どんなときもWiFiの支払方法を口座振替にするのは損

どんなときもWiFiは口座振替にも対応しているんですが、
どんなときもWiFiの支払方法を口座振替にするのは正直オススメできません。

どんなときもWiFiの口座振替がオススメできないのは、1つに振替手数料が
かかるから、もう1つとして口座振替にすると料金が高くなるからです。

どんなときもWiFiの支払方法を口座振替にすると、
毎月ポケットWiFiの料金に振替手数料として200円がプラスされてしまいます。

さらにどんなときもWiFiでは
 ・クレジットカード・・・月額3,480円
 ・口座振替・・・月額3,980円
と支払方法によって月額料金の設定が違います。

ですからどんなときもWiFiの支払方法を口座振替にすると、
実質的な月額料金が4,180円になってしまうんですね。

口座振替に対応しているのはどんなときもWiFiのメリットですが、実際にど
んなときもWiFiの支払方法を口座振替にするのは金銭的には損でしかありません。

どんなときもWiFiは2年契約、FUJIWiFiは契約期間の縛り無し

スマホやポケットWiFiは、長期間利用することを条件にある程度安い料金で
サービスが利用できるようになっています。

契約期間の縛り無しで利用できる場合もありますが、
契約期間の縛りがある場合に比べると料金が割高になってしまいます。

どんなときもWiFiは、ポケットWiFiのレンタルサービスではありますが、
自動更新型の2年契約が基本です。

一方FUJIWiFiは、元々ポケットWiFiのレンタルサービスということもあって、
2年や3年といった契約期間の縛りはありません。

また6か月や12か月といった最低利用期間も設けられていないので、
いつでも違約金無しで解約することが可能なんですね。

契約期間の縛りが無いFUJIWiFiは違約金も当然無し

契約期間の縛りも最低利用期間も設けられていないFUJIWiFiでは、
いつ解約しても違約金は発生しません。

解約時に端末の返却が遅れたりした場合など違約金が発生するケースもありますが、
FUJIWiFiでは基本的に解約時期によって違約金が発生することは無いんですね。

対してどんなときもWiFiは2年契約ですから、
2年ごとの更新月以外の解約では違約金が発生します。

どんなときもWiFiの違約金は
 ・0~12か月目・・・19,000円
 ・13~24か月目・・・14,000円
 ・26か月目以降・・・9,500円
と利用期間に応じて金額が変わる仕組みとなっています。
(利用初月を0か月目として、25か月目は更新月)

契約期間も違約金も無いFUJIWiFiに比べると、
2年契約で違約金も高額などんなときもWiFiは窮屈な感じがしますね。

どんなときもWiFiもFUJIWiFiも端末はレンタル

先にも少し書きましたが、どんなときもWiFi・FUJIWiFiともに端末は購入するのではなく
レンタルすることになります。

どちらも端末は無料レンタルですから、
端末を調達するのに費用がかからないのはレンタルサービスのメリットですね。

ただ端末が故障・水没した場合や紛失したり盗難に遭った場合は
 ・どんなときもWiFi・・・18,000円
 ・FUJIWiFi・・・20,000円or24,000円(端末によって金額が違う)
という高額な機器損害金を払わないといけません。

さらに解約時には端末の返却が必要で、返却しないあるいは返却が期日に
間に合わないと故障などの場合と同じ高額な機器損害金が発生します。

FUJIWiFiでは中古端末を使うことになる?

WiMAXやワイモバイルなどのように端末を購入するポケットWiFiサービスでは、
当然ですが、新品の端末を購入することになります。

しかしポケットWiFiのレンタルサービスとなると、言い方は悪いですが端末は使い回しで、
新規申込でも中古端末を使うことになる可能性が高くなっています。

実際FUJIWiFiの場合は、ネットの口コミなどを見る限りでは、
新規申込でもFUJIWiFiから送られてくるのは中古端末というケースが多いですね。

ところが同じポケットWiFiのレンタルサービスでも、
どんなときもWiFiは基本的に新品の端末が送られてきます。

どんなときもWiFiの公式サイトや利用規約に、
「新品の端末をレンタルで無料貸し出し」とわざわざ書いているぐらいです。

ポケットWiFiはスマホのように常に手に持って操作するわけじゃないので、
端末が中古でも問題無いと言えば問題無いです。

ただ中古は使いたくない場合もあるでしょうから、中古の端末がイヤなら、
料金だの契約期間の縛りだのは無視してでもどんなときもWiFiを選ぶしかないですね。

中古端末にはバッテリー劣化のデメリットも

インターネットを使う分には端末が中古でも問題ありませんが、
中古端末だと手元に届いた時点でバッテリーが劣化している恐れがあります。

ですからFUJIWiFiでは、送られてきた端末のバッテリーが劣化しており、
しばらく使っている内にフル充電しても2~3時間しか使えないなんてことも
考えられるわけです。

ある程度使ってからバッテリーの劣化が明らかになった場合は、
有償でバッテリーもしくは端末自体を交換しないといけません。

バッテリーが着脱できる端末であればバッテリー代4,000円プラス送料で済みますが、
バッテリー交換が難しい端末だと端末交換となり24,000円かかってしまいます。

端末を受け取った時点でバッテリーの劣化が明らかなら無償で交換してもらえると
思いますが、代わりの端末が送られてくるまでは当然ポケットWiFiが使えません。
(バッテリーや端末交換の手間もかかる)

どんなときもWiFiでも中古端末を使うことになる可能性はある

どんなときもWiFiでも、
あんしん補償で全損・水没の端末を交換する場合には中古端末を使うことになります。

また利用規約には、「技術上及び業務の遂行上やむを得ない理由があるとき」は
端末を変更することがあると書かれています。
(「」内は引用)

なので今後どんなときもWiFiの利用者が急激に増えた場合などには、
端末の在庫が足りなくなって、新規申込でも中古端末が送られてくる可能性が無いとは
言えないんですね。

ただネットなどの口コミでは、どんなときもWiFiの新規申込の際に中古端末が
送られてきたという事例は見当たりません。

ですから現状では、全損・水没で端末を交換しない限りは、
どんなときもWiFiでは中古の端末を使う機会は無いと言って良いでしょう。

どんなときもWiFiとFUJIWiFiの端末スペックを比較

どんなときもWiFiで使う端末と、
FUJIWiFiの通信量無制限プランで使う端末のスペックを比較してみましょう。

実はどんなときもWiFiの端末とFUJIWiFiの端末は、機種こそ違いますが、
香港のuCloudLinkというメーカーの「GlocalMe」という同じブランドなんです。

ですが
             どんなときもWiFi        FUJIWiFi
 ・重量           151g               240g
 ・外形寸法     127×67.5×14.2mm      126.5×65×19mm
 ・最大通信速度   下り150Mbps         下り150Mbps
              上り50Mbps          上り50Mbps
 ・連続通信時間    12時間             15時間
 ・同時接続数       5台               5台
と最大通信速度と同時接続数以外には違いがあります。

連続通信時間が長い方がバッテリー容量が大きくなりますから、
その分FUJIWiFiの方が端末の重量が約90g重くなっているんですね。

同じブランドの端末だけあって、最大通信速度や同時接続数は全く同じで、
端末の使い勝手自体に大きな違いはありません。

どんなときもWiFiの端末にはディスプレイが無い

FUJIWiFiの端末にはスマホのようなディスプレイが付いており、画面上で電波状況や
バッテリー残量、その日に使った通信量などを確認することができます。

しかし同じブランドでも、どんなときもWiFiの端末にはディスプレイが付いていません。

端末の前面についている3つのランプの点灯・消灯・点滅でしか、
電波や端末の状態を判断しないといけないんです。

どんなときもWiFiの端末の扱いに慣れれば問題ありませんが、慣れるまではその都度
ランプが付いたり消えたり点滅したりする意味を説明書などで確認することになります。

スマホの扱いに慣れている場合は、ディスプレイ付きでスマホと同じような感覚で使える
FUJIWiFiの端末の方が使いやすいですね。

どんなときもWiFiもFUJIWiFiも有線接続はできない

基地局ともスマホやパソコンなどの機器とも無線で通信しているポケットWiFiは、
通信が不安定になりがちです。

WiMAXの端末は、クレードルというLANポート付きの周辺機器を使うことで
パソコンやテレビなどと有線接続が可能となっています。

パソコンなどの機器との間を有線接続にするだけでも、無線よりは通信が安定します。

しかし残念ながら、どんなときもWiFiの端末にもFUJIWiFiの端末にもLANポートが
付いていませんし、クレードルのような周辺機器もありません。

なのでどちらの端末でも、
有線接続で通信の安定性を向上させることはできないんですね。

どんなときもWiFiにもFUJIWiFiにも通信制限は無い

どんなときもWiFiは通信量無制限が大きな売りの1つで、
FUJIWiFiにも通信量無制限のプランがあります。

またどちらも、WiMAXの3日10GBのような短期間の通信量制限も設けられていません。

ですから基本的にはどんなときもWiFiでもFUJIWiFiでも通信制限を受ける心配は無く、使いたいだけインターネットを使えるということになります。

実際Twitterなどでも、どんなときもWiFiやFUJIWiFiで月に100GB200GB使っても
通信制限を受けないという意見が見られます。

どんなときもWiFiやFUJIWiFiも完全使い放題ってわけじゃない

どんなときもWiFiやFUJIWiFiも通信量無制限ではありますが、
完全使い放題ってわけでもないんですよね。

どんなときもWiFiの利用規約には、「著しくネットワークを占有するレベルの
大容量通信を行った場合」は通信制限を実施することがあると書かれています。
(「」内は引用)

またFUJIWiFiの利用規約にも、「通信会社の判断によりヘビーユーザーと
みなされた場合」に通信制限が発生することがあると書いてあります。
(「」内は引用)

なので月間○GBとか○日間で○GBといった明確な基準は無いものの、
どんなときもWiFiやFUJIWiFi側に「使い過ぎ」と判断されると通信制限を課される
恐れがあるということです。

実際FUJIWiFiのユーザーで、
月間通信量が300GBを越えところで通信制限を受けたという人も居ます。

ただ月間300GB以上使っても制限を受けていないユーザーも居るので、
使い方次第ではどんなときもWiFiでもFUJIWiFiでも自分にヘビーユーザーの自覚が
無いのに通信制限を受ける可能性がありますよ。

どんなときもWiFiとFUJIWiFi、繋がりやすさは同じ?

どんなときもWiFiではドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線、
FUJIWiFiの無制限プランではソフトバンク回線を使います。

これだけなら3キャリアの回線が使えるどんなときもWiFiの方が繋がりやすいように
思えますが、実際はどんなときもWiFiとFUJIWiFiで繋がりやすさに大きな違いは
ありません。

一昔前はドコモ・au・ソフトバンクの順に対応エリアが広かったので、
ソフトバンク回線しか使えないFUJIWiFiよりドコモ回線が使えるどんなときもWiFiの
方が繋がりやすいとなりました。

しかし現在は3キャリアで対応エリアの広さに大きな違いはありませんから、
3キャリアの回線が使えるどんなときもWiFiとソフトバンク回線のFUJIWiFiの
繋がりやすさに目に見える優劣は無いんですね。

どんなときもWiFiにはソフトバンク優先の噂も

どんなときもWiFiは、利用状況に応じてドコモ・au・ソフトバンクの中から
最適な回線を選んで通信するようになっています。

ところがネットなどの口コミでは、ソフトバンク回線を使う機会が多く、
ソフトバンク回線を優先的に選ぶようになっているんじゃないかと言われています。

実際にどんなときもWiFiで、
ソフトバンク回線が優先的に選ばれるかどうかは分かりません。

ただ、ドコモやauに比べてソフトバンクは
 ・ポケットWiFiのレンタルサービスでの利用に寛容
 ・回線の利用料金が安い(ユーザーの月額料金とは別)
という話もあります。

FUJIWiFiがソフトバンク回線を使っていることを考えても、
この話が不正確とは言い切れないんですよね。

ですから、どんなときもWiFiでもソフトバンク回線が優先で、ソフトバンク回線に
繋がらない場合にドコモやauの回線に繋がるようになっている可能性は否定できません。

どんなときもWiFiがソフトバンク回線優先だと、FUJIWiFiと回線が同じですから、
繋がりやすさもほぼ同じことになりますね。
(端末の受信感度によって同じ回線でも繋がりやすさに差が出ることはある)

地下鉄や高層階での繋がりやすさにも差は無い

通勤や通学に地下鉄を使っている人にとっては、
地下空間での繋がりやすさはポケットWiFiを選ぶ際の大きな要素となります。

3キャリアの間で地下空間での繋がりやすさにも優劣はほとんどありませんから、
どんなときもWiFiとFUJIWiFiのどちらかが地下鉄で繋がりにくいといったことは
ありません。

また自宅や職場がマンションやビルの高層階にある場合は、
高層階でのポケットWiFiの繋がりやすさも気になりますよね。

FUJIWiFiを高層階で使った情報は見つかりませんでしたが、
どんなときもWiFiが地上40階でも通信できたという情報をネットで見つけました。

その際にどんなときもWiFiで使っていたのがソフトバンク回線だったので、
恐らく同じソフトバンク回線を使うFUJIWiFiも地上40階で使える可能性が高いです。

通信速度の実測値はどんなときもWiFiに軍配

インターネットを使う上で回線の通信速度は重要ですが、
先に端末のスペックを比較した際、最大通信速度は150Mbpsで全く同じでした。

端末の最大通信速度が同じで、同じソフトバンク回線を使う可能性が高いとなると、
通信速度の実測値も同じぐらいになるはずですよね。

ところがネットでどんなときもWiFi・FUJIWiFiのそれぞれの実測値を調べてみると
 ・どんなときもWiFi・・・約24Mbps
 ・FUJIWiFi・・・約16Mbps
で、わずかですがどんなときもWiFiの方が速くなっています。

計測条件が同一ではないので単純に比較できませんし、
実測値で8Mbpsは体感的には無いに等しいほどの差です。

なので通信速度の実測値については、
どんなときもWiFiとFUJIWiFiで大きな差は無いと思って良いですね。

通信速度の実測値はどうやって計測する?

インターネット回線の通信速度を計測するには、
何か特別な機器が必要な感じがしますよね。

きっちり通信速度を計測するなら特別な機器が必要かもしれませんが、
目安程度の実測値であれば誰でも簡単に計測することができます。

まず通信速度を計測したインターネット回線にスマホやパソコンを接続します。

例えばどんなときもWiFiの通信速度を計測するなら、
どんなときもWiFiの端末とスマホやパソコンをWiFi接続します。

回線に接続したら、スマホで計測するなら
 ・Speedtest.net
 ・Speedcheck
 ・SpeedTest Master
などのアプリを使い、パソコンで計測するなら
 ・SPEEDTEST(http://www.speedtest.net/ja)
 ・SourceForge Speed Test(https://sourceforge.net/speedtest/)
 ・Fast.com(https://fast.com/ja/)
などの通信速度計測サイトにアクセスします。

後はアプリ内やサイト内のスタートボタンを押せば、
使っているインターネット回線の通信速度の実測値が分かります。

動画を見るのに必要な通信速度

有料の配信サービスに加入して休みの日などにネットで映画やドラマを
見ている人も居れば、ちょっとした空き時間に「YouTuber」が投稿した動画を
見ているという人も居ます。

配信されている映画やドラマにしろ、誰かが投稿した動画にしろ、
ある程度の通信速度が出ていないと読み込みに時間がかかったり
途中で途切れたりして、快適に視聴することができません。

とは言え50Mbpsも100Mbpsも必要というわけではなく、
フルHD画質であれば5Mbps程度の通信速度で視聴できます。

どんなときもWiFiの実測値が約24Mbps、FUJIWiFiが約16Mbpsですから、
普通に動画を見る分にはどちらでも問題ありません。

オンラインゲームに必要な通信速度

オンラインゲームと言えば以前はパソコンでプレイするものでしたが、最近は
PS4などの家庭用ゲーム機でもオンライン対応のソフトが販売されています。

オンラインゲームをプレイするのに必要な通信速度は、ゲームのジャンルに
よって多少違うものの、大体20Mbpsも出ていれば十分です。

どんなときもWiFiの実測値が24Mbpsで、FUJIWiFiが16Mbpsなので、
実測値の数値だけで判断するとFUJIWiFiでオンラインゲームをプレイするのは
ちょっと厳しいということになります。

ただ、TwitterなどにはFUJIWiFiを使ってオンラインゲームをプレイしているという
投稿もあるので、FUJIWiFiでオンラインゲームがプレイできないわけでは
ありませんよ。

ゲームをダウンロードするならどんなときもWiFiもFUJIWiFiも力不足

パソコンにしろ家庭用ゲーム機にしろ、オンラインに対応したゲームを
ダウンロード購入する場合があります。

最近のゲームはグラフィックが美麗なことに加えて、キャラクター数や
アイテム数などが昔のゲームに比べると桁違いに多くなっています。

そのためゲームデータの容量も大きく、一般的なオンライン対応のゲームでも
20~30GBぐらいのデータをダウンロードすることになります。

どんなときもWiFiの24MbpsやFUJIWiFiの16Mbpsという通信速度では、
20~30GBをダウンロードするのに3~4時間かかってしまいます。

オンラインゲームのプレイには問題無いぐらいの通信速度ですが、
ゲームデータをダウンロードするにはどんなときもWiFiもFUJIWiFiも力不足です。

ゲームデータをダウンロードするのであれば、
通信速度が100Mbps以上出る可能性のある光回線を使うのがベターですね。

オンラインゲームでは通信速度よりPing値が重要

オンラインゲームをプレイする上では、
回線の通信速度よりも「Ping値」の方が重要となります。

Ping値は回線の応答速度を表す数値で、簡単に言うと、
プレイヤーの操作内容が画面内に反映されるまでのタイムラグのことです。

Ping値の数値が小さいほどタイムラグも少なく、
オンラインゲームを普通にプレイする目安は60ms以下です。

60msはあくまで普通にプレイする目安であり、
ランキング上位を目指して本格的にプレイするなら15ms以下が必要ですよ。

どんなときもWiFiのPing値は大体60~70msぐらい、
FUJIWiFiは100~120msぐらいとなっています。

Ping値が100msを越えると普通にプレイすることも難しくなるので、
Ping値で見るとFUJIWiFiはオンラインゲームに向いていないですね。

とは言えどんなときもWiFiもギリギリプレイできるレベルですから、
ゲームデータのダウンロードの件も含めて、オンラインゲームをプレイするなら
光回線を使った方が良いですよ。
(光回線のPing値は10~20ms)

海外で使うならどんなときもWiFi

どんなときもWiFiは、特別な手続きや設定変更不要で、
端末を持って行けばそのまま海外でも通信することができます。

FUJIWiFiも無制限プランであれば、
手続き・設定変更無しで海外での通信が可能となっています。

通信可能な国や地域の数はどんなときもWiFiが131に対してFUJIWiFiが93
ですから、どんなときもWiFiの方がより多くの国や地域で使えるんですね。

海外での利用料金は、どんなときもWiFiが1日1GBで1日当たり1,280円もしくは
1,880円、FUJIWiFiは1日500MBで1日当たり980円です。

使える国や地域の数、1日当たりの通信量や料金を考えても、
海外ではどんなときもWiFiの方が使いやすいでしょう。

ただ海外に行く機会が無いのであれば、あまり気にする必要の無い情報です。

何を重視するかでどんなときもWiFiかFUJIWiFiかが決まる

どんなときもWiFiとFUJIWiFiには共通する部分も多く、
どちらを使った方がお得・使い勝手が良いとは言い難いです。

なのでどんなときもWiFiかFUJIWiFiかを選ぶ際には
 ・料金
 ・通信速度
 ・料金の支払方法
 ・契約期間の縛りの有無
などの要素で何を重要視するかで検討しましょう。

例えば料金の安さを重視するなら、
最初に12か月分を一括で支払うという条件は付きますが、FUJIWiFiですね。

通信速度はわずかにどんなときもWiFiの方が速いので、
通信速度重視ならどんなときもWiFiを選ぶことになります。

料金の支払方法だと、口座振替に対応しているどんなときもWiFiですが、
どんなときもWiFiは口座振替だと料金が高くなります。

なので支払方法を口座振替にしたい場合は、どんなときもWiFiや
FUJIWiFi以外のポケットWiFiを検討した方が良いかもしれませんね。

契約期間の縛りが無い方が良いなら、
最低利用期間も無いFUJIWiFiを選びましょう。

このようにポケットWiFiに何を求めるのかを明確にすることで、
どんなときもWiFi・FUJIWiFiのどちらが自分に合っているかが分かりますよ。

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