どんなときもWIFI

どんなときもWiFiの初期設定でやるべきことは?

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どんなときもWiFiを申し込んで端末が手元に届いたら、
まずは端末の「初期設定」を行わないといけません。

スマホやポケットWiFiをキャリアショップや家電量販店などで申し込むと、
「後は使うだけ」という状態まで店員さんが設定を行ってくれたりします。

しかしネットで申し込むタイプのポケットWiFiでは、
自分で初期設定を行わなければならず、それがネックでどんなときもWiFiの利用に
二の足を踏んでいるケースもあるんですよね。

そこでどんなときもWiFiの初期設定について詳しく見ていきましょう。

それから、どんなときもWiFiを使い始めるとぶつかるであろう
端末の使い方の疑問についても説明しますよ。

どんなときもWiFiの初期設定の前に

どんなときもWiFiを申し込んで端末が届いたら、すぐに初期設定を行いたいところ
ですが、その前にいくつか確認しておいた方が良いことがあります。

以前にポケットWiFiを使ったことが無い場合は特に、
端末の基本的な使い方について確認しておきましょう。

端末の表面には、
 ・WiFi
 ・電波
 ・バッテリー
の3つのランプが並んでおり、その下に小さい丸いランプが4つ並んでいます。

さらに、表面から見て左側の側面に電源ボタンと初期化ボタンが付いています。

電源ボタンは
 ・3秒長押し・・・電源ON
 ・5秒長押し・・・電源OFF
 ・18秒長押し・・・再起動
と、操作内容によってボタンを押す秒数が変わります。

端末が手元に届いた段階では電源はOFFになっているので、
初期設定を行う際には電源ボタンを3秒長押しして電源をONにしましょう。

ランプの意味を確認しておく

どんなときもWiFiの端末は、他社ポケットWiFiの端末と違って、
「ディスプレイが無い」という少し特殊な構造となっています。

なので画面で端末の状態を確認することはできず、
表面に並んでいるランプで端末の状態を把握するしかありません。

ランプが点いているか消えているか点滅しているかで、端末や通信の状態を
確認することになるので、それぞれのランプの意味を確認しておきましょう。

一番左は「WiFiランプ」

3つのランプの内、一番左にあるのが「WiFiランプ」で
 ・点灯・・・インターネット接続あり
 ・消灯・・・インターネット接続なし
 ・点滅・・・インターネット接続中
となります。

どんなときもWiFiの端末の電源を入れた直後30秒から1分ぐらいWiFiランプの
点滅状態が続き、点灯に変わったらどんなときもWiFiが利用できます。

周辺の電波状況が悪い場合には、
電源ON後にWiFiランプの点滅が10分近く続くこともあります。

10分ほど待ってもWiFiランプの点滅が点灯に変わらなければ、
端末を再起動してみましょう。

真ん中は「電波ランプ」

真ん中にあるのは「電波ランプ」で、
現在のどんなときもWiFiの電波強度を表示する際に点灯します。

先のWiFiランプが点灯している状態の時に電源ボタンを1回押すと、バッテリー→
電波の順にランプが点灯し、バッテリー残量と電波強度を確認することができます。

電波ランプが点灯している時に、下に並んだ4つのランプがいくつ点灯するかで
電波強度が表示されます。

4つ点灯が「非常に強い」で、1つ減るごとに電波が弱くなっていき、
1つ点灯では「弱い」となります。

一番右は「バッテリーランプ」

一番右側にあるのが「バッテリーランプ」です。

文字通りバッテリーの残量を表示するランプで、
充電が必要になるとバッテリーランプが短い間隔で点滅します。

端末を充電している時もバッテリーランプが点滅しますが、
充電中は間隔が長くゆっくりで点滅の間隔が違います。

WiFiランプ点灯時に電源ボタンを1回押すことで、
バッテリーランプが点灯してバッテリー残量を確認することができます。

バッテリーランプが点灯している時に、下の4つのランプが
 ・4つ点灯・・・ほぼ100%
 ・3つ点灯・・・約75%
 ・2つ点灯・・・約50%
 ・1つ点灯・・・約25%
となっています。

最近のスマホはバッテリー残量がパーセンテージで画面に表示されるので、
それを見慣れているとどんなときもWiFiの端末のバッテリー残量表示は
分かりにくいかもしれないですね。

前面カバーを取り外してみる

どんなときもWiFiの初期設定に入る前に、
端末の前面カバーを一度取り外してみましょう。

端末の左下の角に窪みがあるので、そこに爪を引っ掛ければ簡単に外れますが、
カバーが割れないように慎重に取り扱ってくださいね。

どんなときもWiFiの端末は元々SIMフリー端末ですから、
前面カバーを取り外すとSIMカードを挿入するためのスロットが2つ付いています。

詳しくは後述しますが、
どんなときもWiFiを利用しながら他社のSIMカードを挿して使うことも可能です。

また、どんなときもWiFiの端末とスマホなどをWiFi接続するのに必要な「SSID」と
「パスワード」、管理画面にログインするのに必要なアドレスなどの情報も前面カバーを
取り外したところに記載されています。

万が一SSIDやパスワード、管理画面のログイン情報が分からなくなった時のために、
前面カバーを外したところに記載されていることは覚えておいた方が良いですよ。

端末が入っていた箱や同梱の説明書は絶対に捨てない

どんなときもWiFiの端末は箱に入って送られてきますが、
電源ケーブルや端末の使い方・初期設定の説明書なども同梱されています。

新しいスマホを購入したら、
スマホの入っていた箱や説明書はすぐに捨ててしまうという人も多いはずです。

しかしどんなときもWiFiでは、
電源ケーブルも説明書も端末が入っていた箱も絶対に捨ててはいけません。

どんなときもWiFiはポケットWiFiの「レンタルサービス」であり、
端末は購入したものではなく借りているだけなんです。

ですから解約時には端末と端末が入っていた箱は返却しなければならず、
できれば電源ケーブルや同梱の説明書も一緒に返却した方が良いんですね。

電源ケーブルと説明書の返却はあくまで「努力目標」ですが、端末と箱は
どちらか一方でも返却しないと18,000円の機器損害金を請求されることになります。

どんなときもWiFiの端末の管理画面にログインして初期設定を行う

端末の確認が終わったら初期設定に進むわけですが、
回線設定などのややこしい初期設定は全てどんなときもWiFi側が行ってくれています。

なのでそのままでも使えないことはないんですが、
少し使い勝手が悪かったりセキュリティ上の問題があったりするので、
ユーザー側でも少し手を加えた方が良いんですね。

まず端末の管理画面にログインするんですが、
その前にスマホもしくはパソコンをどんなときもWiFiの端末にWiFi接続します。

スマホの場合は、「設定」でWiFi接続をONにすると「利用可能なネットワーク」が
表示されるので、どんなときもWiFiの端末の裏面シールもしくは前面カバーを
外したところに記載されているSSIDと一致するものを選びます。

パソコンの場合は、画面右下のタスクトレイ内にある「インターネットアクセス」の
アイコンをクリックすると利用可能なWiFiが表示されるので、
どんなときもWiFiのSSIDを選んで「接続」をクリックします。

そうするとパスワード(暗号キー)の入力が求められるので、端末の裏面シールもしくは
前面カバーを外したところに記載されているパスワードを入力します。

管理画面にログインする

どんなときもWiFiの端末とスマホ・パソコンがWiFi接続できたら、「Chrome」や
「Safari」などのブラウザを起動してアドレスバーに「192.168.43.1」と入力します。

スマホの場合は、端末に同梱されている初期設定の説明書にQRコードが
記載されているので、これを読み込むことでも管理画面にアクセスできます。

管理画面にアクセスするとIDとパスワードが求められるので、ID・パスワードともに
「admin」と入力して「ログイン」ボタンを押せばログイン完了です。

この管理画面にログインする際の「192.168.43.1」や「admin」は、
端末の前面カバーを外したところに記載されています。

端末の防護機能をOFF

管理画面にログインしたら、標準でONになっている「防護機能」をOFFにします。

ログインした管理画面の右下にある「設定」をタップもしくはクリックして設定画面を開き、
「データ管理」へと進みます。

「防護機能をオン」のタブをOFFに切り替えると、「一時的に切断する」という
ポップアップが現れるので「完全に閉める」を選択してOKを押します。

これで標準にONになっている端末の防護機能がOFFになります。

なぜ防護機能をOFFにしないといけないの?

どんなときもWiFiは海外でも使えるんですが、
海外で使う場合には通信量が1日1GBに制限されます。

そこで、大量の通信量を必要とするアプリのダウンロードやクラウドへの同期が
できないように、標準で防護機能がONになっているんですね。

防護機能がONのままだと「AppStore」や「GooglePlay」が利用できませんから、
国内で使う場合には防護機能をOFFにしないといけないというわけです。
(国内ではどんなときもWiFiは通信量無制限)

もしどんなときもWiFiをお子さんに使わせる場合には、防護機能をONのままに
しておいて、不要なアプリをダウンロードさせないといった使い方もできますよ。

SSIDとパスワードは変更しておいた方が良い

どんなときもWiFiの端末とWiFi接続するのに必要なSSIDとパスワードも、
できれば変更しておいた方が良いですね。

先に書いたように、どんなときもWiFiのSSIDとパスワードは端末裏面のシールに
記載されているので、自分以外の第三者が見ようと思えば簡単に見られてしまいます。

外出先でどんなときもWiFiを使った際に第三者にSSIDとパスワードを盗み見られると、
どんなときもWiFiにタダ乗りされる危険性があります。

タダ乗りされるだけならともかく、通信関連に詳しい人にかかるとWiFiを遡って
WiFi接続しているスマホやパソコンに侵入される恐れも無いとは言えません。

なので、できればで良いですが、
防護機能をOFFにするついでにSSIDとパスワードも変更した方が良いですよ。

どんなときもWiFiのSSIDとパスワードを変更する方法

防護機能をOFFにした時と同じように管理画面にログインし、
管理画面の左下にある「Wi-Fi」をタップもしくはクリックします。

そうすると「Wi-Fi名」と「パスワード」がそれぞれ上書きできるようになるので、
自分は覚えやすく他人に分かりにくいSSIDとパスワードに変更しましょう。

SSIDとパスワードを変更して「保存」を選択すると、
いったんWiFi接続が切断されるので、スマホやパソコンのWiFi接続画面で
変更したSSIDとパスワードを使って再接続すればOKです。

ただしSSIDとパスワードを変更すると、端末裏面シールや前面カバーを外したところに
記載されている初期のSSIDとパスワードは使えなくなります。

なので万が一変更したSSIDとパスワードを忘れるとどんなときもWiFiに
接続できなくなるので、変更したSSIDとパスワードはメモしておきましょう。

どんなときもWiFiの使い方の疑問

実はどんなときもWiFiでは、他社ポケットWiFiでは簡単にできることができなかったり、
他社ポケットWiFiではできないことができたりします。

そこで、ここではどんなときもWiFiを使っている時にぶつかるであろう疑問について、
答えていきましょう。

これまでに使った通信量って確認できる?

まずどんなときもWiFiの端末には、
他社ポケットWiFiの端末に当たり前のように付いている、ディスプレイがありません。

ですから、どんなときもWiFiでどれぐらい通信量を使っているのかを画面上で
確認することができないんですね。

どんなときもWiFiは通信量無制限なので通信量を確認する必要は特に無いんですが、
管理画面にログインすれば使った通信量を確認することは可能です。

管理画面にログインすると、画面中央の緑の部分に「データ利用量合計」として、
それまでに使った通信量が表示されます。

ただし、毎朝9時に管理画面のデータ利用量合計はリセットされるので、
その日1日に使った通信量しか確認することができません。

1週間・1か月といった一定期間に使った通信量をどうしても確認したいなら、
 ・My Data Manager
 ・ギガぞう
 ・バッ通ア
など通信量が計測できるアプリを使うしかないですね。

どんなときもWiFiの端末に物理SIMを挿して使うことってできる?

どんなときもWiFiは、クラウド上にSIMデータを保管して、通信の際にはクラウド上の
SIMデータにアクセスする「クラウドSIM」というシステムを使っています。

ですからどんなときもWiFiでSIMカードは使わないんですが、
どんなときもWiFiの端末にはSIMカードを挿すスロットが2つ付いています。

どんなときもWiFiの端末を海外で使う際に、
プリペイド式のSIMカードが使えるように物理SIMのスロットが用意されています。

滞在期間によっては、海外でどんなときもWiFiをそのまま使うよりも、
プリペイド式のSIMカードを使った方が料金が安くなることがあるんですね。

元々海外のプリペイド式SIMカード用とは言え、
もちろん国内のキャリアのSIMカードを挿して使うことも可能ですよ。

ただしどんなときもWiFiの端末で使えるのは「標準SIM」と「micro SIM」の2種類で、
最近スマホでよく使われている「nano SIM」は使えません。

どんなときもWiFiのクラウドSIMと物理SIMを切り替えて使える

端末にキャリアの物理SIMを挿せば、
どんなときもWiFiのクラウドSIMとキャリアの物理SIMの両方が使えることになります。

物理SIMを挿して管理画面にログインすると、
「通信に使用するSIMカードの選択」の画面が表示されます。

「Cloud SIM」「SIM1」「SIM2」と選択肢があるので、
SIM1もしくはSIM2を選択して「適用」→「端末管理」に進んで管理画面に戻ります。

管理画面に戻ったら、画面右下の「設定」から「SIMカード管理」→「APN設定」→
「追加」へと進みます。

物理SIMのキャリアから提供された
 ・APN
 ・APNユーザー名
 ・APNパスワード
 ・APN権限
 ・APNタイプ
などを入力・選択して「保存」、最後に「APN設定」画面で、追加した物理SIMの
APNにチェックを入れれば完了、物理SIMを使って通信することができます。

以降は「SIMカード管理」画面の「変更」で、
どんなときもWiFiのクラウドSIMとキャリアの物理SIMを切り替えることができますよ。

万が一の事態に備えて格安SIMを挿しておくのもアリ

2019年8月末から9月初めにかけて数日間の通信障害が発生し、
どんなときもWiFiが通信しにくい状態となりました。

今後、ドコモ・au・ソフトバンクの回線が使えてなおかつ通信量無制限の
どんなときもWiFiを利用するユーザーはさらに増える可能性が高くなっています。

そうすると同様の通信障害が発生することも十分に考えられ、
さらに通信しにくい状態が長期化する恐れもあります。

ビジネスでどんなときもWiFiを使っている場合には、
通信しにくい状態が長く続くと困ります。

音声通話無しでデータ通信のみの格安SIMなら、
月1GBプランが月500~800円程度の料金で利用できます。

ですからビジネスでどんなときもWiFiを使う場合には、万が一の通信障害に備えて、
月数百円で利用できる格安SIMを挿しておくのもアリですね。

端末を充電しながら通信しても大丈夫?

良くないと分かっていても、
充電しながらスマホで電話したりインターネットを使ったりしちゃいますよね。

どんなときもWiFiの公式見解で、
端末の充電中に通信することは特に問題無いとされています。

ただどんなときもWiFiの端末は充電中や使用中に熱を持つことがあり、
充電中に使用すると端末がかなり熱くなってしまうことがあります。

端末が熱くなること自体は異常ではありませんが、
端末が熱くなるとバッテリーの劣化を早めてしまいます。

なので、公式に問題無いとされてはいるものの、
端末の充電中はできればどんなときもWiFiでの通信は控えた方が良いですね。

バッテリーを長持ちさせたいのであれば、
充電している間は端末の電源をOFFにしておきましょう。

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