どんなときもWIFI

どんなときもWiFiは北海道のスキー場でも使える?

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ユニークなCMと使い勝手が良いという意見が多いことで、サービス開始数か月で
ポケットWiFiサービスの有力な候補となったのが「どんなときもWiFi」です。

どんなときもWiFiはポケットWiFiで通信量無制限が大きな魅力ですが、
実際に申し込むとなると自宅や勤務先でどんなときもWiFiが使えるかどうかの方が
重要ですよね。

特に土地が広く自然も豊かで山も離島もあって人口密度が低い「北海道」だと、
どんなときもWiFiが使えないところが多いんじゃないかと心配になります。

都市部で観光客も多い札幌や函館は使えるでしょうが、
内陸の旭川や帯広、北見などとなるとちょっと不安だったりします。

そこでどんなときもWiFiの対応エリアから、北海道のどの辺りで使えるのかを
詳しく見ていきましょう。

どんなときもWiFiは北海道全域で使える?

北海道に住んでいるあるいは北海道で仕事をしている人にとっては、
そもそもどんなときもWiFiが北海道で使えるのかが気になるところですよね。

結論から言うと、さすがに全域は難しいものの、
北海道でもかなり広いエリアでどんなときもWiFiが使えるようになっています。

札幌や函館はもちろん、内陸部の旭川や帯広、北見、北海道の北の端にある
稚内などもしっかりどんなときもWiFiの対応エリア内に入っています。

北方領土はロシアとの問題があるのでエリア外ですが、
 ・奥尻島
 ・利尻島
 ・礼文島
 ・焼時島
 ・天売島
といった離島でもどんなときもWiFiは使えるようになっています。

北海道の観光地ではどんなときもWiFiが問題無く使える

住んでいるのではなく、
観光で北海道に出かけるどんなときもWiFiユーザーも多いですよね。

北海道には観光地も多いんですが、
そのほとんどがどんなときもWiFiの対応エリアに入っています。

例えば、日本でも有数の名泉である「登別温泉」、
星形の五稜郭や函館市内が一望できる「函館山」でもどんなときもWiFiが使えます。

さらに洞爺湖や摩周湖といった湖沼でも使えるようになっているので、
スマホで美しい景色の写真を撮ってすぐにSNSにアップすることも可能です。

ただし世界自然遺産に登録され、野生動物の住処となる手付かずの自然が
残っている「知床半島」ではほぼどんなときもWiFiは繋がりません。

スキー場では繋がらないことも・・・

北海道と言えばスキー場が多いことでも有名ですが、スキー場があるような山間部では
どんなときもWiFiは繋がらないことも少なくありません。

スキー場はありまえせんが蝦夷富士とも呼ばれる「羊蹄山」、
北海道でも有数のスキーリゾート地である「ニセコ」などは山間部でも
どんなときもWiFiの対応エリアに入っています。

しかしそれ以外の700~1000メートル級の山々では、
ほとんどどんなときもWiFiは使えません。

宿泊施設のある場所なら使える可能性がありますが、
ゲレンデはかなり厳しいと思っておいた方が良いですね。

北海道では海の上でもどんなときもWiFiが繋がる?

北海道には、ホエールウォッチングやイルカウォッチング、
流氷を中を進む砕氷船ツアーなど海にも観光資源があります。

北海道の海の上も一応対応エリアに入っており、
どんなときもWiFiは使えるようにはなっています。

陸地から30kmも40kmも離れるとさすがに無理ですが、
陸地から10km圏内ぐらいであればどんなときもWiFiが繋がる可能性があるんですね。

ただ陸地に比べて海上は電波が弱いですし、基地局のアンテナの向きや
ポケットWiFiを使う場所によっては陸地近くの海上でもどんなときもWiFiが
繋がらないことがあります。

ですから海上では「繋がったらラッキー」ぐらい、
あくまで北海道の陸地での利用がメインだと考えておくようにしましょう。

どんなときもWiFiにはエリアマップが無い!?

どんなときもWiFiを検討するためにエリアマップを確認しようと、
どんなときもWiFiの公式サイトにアクセスしたことがあるかもしれません。

しかしどんなときもWiFiの公式サイトにはエリアマップが無く、
公式サイトではどんなときもWiFiの対応エリアを確認することができないんです。

じゃあ先に多くの観光地では使えるとかスキー場のある山間部だと繋がらないことも
あるだとかは、どうやって判断しているのかってことになりますよね。

実はどんなときもWiFiでは、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線の中から
利用状況に応じて最適なものを選んで使えるようになっています。
(自分で選択することはできない)

ですからどんなときもWiFiの対応エリアは3キャリアをほぼ同じで、3キャリアの
エリアマップを見ればどんなときもWiFiの対応エリアが分かるというわけです。

どんなときもWiFiと3キャリアのエリアマップは完全に同一ではない

3キャリアのエリアマップを見ればどんなときもWiFiの対応エリアが分かりますが、
3キャリアのエリアマップとどんなときもWiFiの対応エリアは全く同一というわけでは
ありません。

3キャリアではそれぞれ、繋がりやすいエリアでは通信速度を速める、繋がりにくい
エリアでは少しでも繋がりやすくするために複数の周波数帯の電波を使っています。

例えばドコモでは
 ・700MHz
 ・800MHz
 ・1.5GHz
 ・1.7GHz
 ・2.1GHz
 ・3.5GHz
といった周波数帯の電波が使われています。

この内どんなときもWiFiで使えるのは、
「800MHz」「1.7GHz」「2.1GHz」の3つだけなんですね。

このようにどんなときもWiFiで使える種類が限られているので、
3キャリアに比べると多少対応エリアが狭くなってしまいます。

ただスマホなどでよく使われるメインの電波には対応しているので、北海道で
どんなときもWiFiを使う際に対応エリアが極端に狭くなるといった心配はありません。

どんなときもWiFiではソフトバンク回線を優先的に使うことになる?

どんなときもWiFiは3キャリアの回線が使えるものの、
3キャリアの間には利用頻度の違いが出てきます。

実際にどんなときもWiFiを使っている人のTwitterなどでは、
ソフトバンク回線に繋がっていることが多いと言われています。

ソフトバンクはドコモやauに比べて
 ・ポケットWiFiでの利用に寛容
 ・回線の利用料金が安い(ユーザーの料金ではない)
とも言われているので、自社回線を持たないポケットWiFiサービスである
どんなときもWiFiではソフトバンク回線を優先的に使っている可能性が高いんですね。

ソフトバンクが携帯電話事業に参入した当初は、
ドコモやauより対応エリアが狭く繋がりにくいこともありました。

しかし現在では3キャリア間で対応エリアの広さに大きな違いは無く、
どんなときもWiFiはソフトバンクの「プラチナバンド」に対応しています。

なのでソフトバンク回線優先だからと言って
どんなときもWiFiが繋がりにくくなることは無いですよ。

ソフトバンクの「SoftBank 4G LTE」と「SoftBank 4G」って何?

どんなときもWiFiの対応エリアを確認するのにソフトバンクのエリアマップを見ると、
 ・SoftBank 4G LTE
 ・SoftBank 4G
という2つの回線があるのが分かります。

「SoftBank 4G LTE」と「SoftBank 4G」の違いは、通信に使う電波にあります。

「SoftBank 4G LTE」は、
プラチナバンドを含めたソフトバンクのスマホで一般的に使われる電波のことです。

それに対して「SoftBank 4G」は、主にSoftBankAirというサービスで使ったり、
スマホでキャリアアグリゲーションという通信方式で使う電波のことです。

ソフトバンクのスマホでは両方使えますが、
どんなときもWiFiでは「SoftBank 4G LTE」しか使えません。

ですからソフトバンクのエリアマップでどんなときもWiFiの対応エリアを確認する際には
「SoftBank 4G LTE」の方を見るようにしましょう。

どんなときもWiFiではau回線はほとんど使う機会が無い?

どんなときもWiFiでは、au回線を使う機会が一番少ないと考えられます。

ドコモとソフトバンクの回線に関しては、比較的周波数が低く広いエリアで繋がる
プラチナバンドがどんなときもWiFiでも使えるようになっています。

ところがどんなときもWiFiでau回線を使う際には、
一番繋がりやすいプラチナバンドが使えないんです。

プラチナバンドが使えてこそ、auの対応エリアはドコモやソフトバンクに劣りません。

しかしプラチナバンドが使えないとなると、どんなときもWiFiにおいては、
auの対応エリアはドコモやソフトバンクよりも狭くなってしまいます。

なので、ドコモやソフトバンクの回線が使えずau回線だけが使えるケースは少ないと
思われるので、どんなときもWiFiではau回線を使う機会が一番少ないと
考えられるわけです。

ドコモ回線は山間部で繋がりやすいが・・・

3キャリアの中では、ドコモ回線が一番山間部で繋がりやすくなっています。

日本百名山を対象にした調査では、ソフトバンクが1割強、auが4割弱の山でしか
繋がらなかったのに対して、ドコモは6割強の山で繋がったという結果が出ています。

ですから北海道のスキー場でどんなときもWiFiを使う際にドコモ回線が選択されれば、
繋がる可能性もグッと高くなるわけです。

ただ先にも書いたように、
どんなときもWiFiではソフトバンク回線が優先的に使われると言われています。

ソフトバンク回線は3キャリアの中で一番山間部で繋がりにくいので、
ソフトバンク回線優先だと、残念ながら北海道のスキー場ではどんなときもWiFiが
繋がりにくくなる可能性が高いんですね。

一番繋がりやすいプラチナバンドってどんなもの?

どんなときもWiFiではドコモやソフトバンクのプラチナバンドが使えるんですが、
そもそもプラチナバンドってどんなものなんでしょうか?

プラチナバンドは、3キャリアが使っている電波の中で700~900MHzの
比較的周波数の低い電波のことを指しています。

電波は、周波数が低くくなると障害物を回り込んだり、透過して進むことができます。

ですから比較的周波数の低いプラチナバンドは、山や建造物といった障害物によって
減衰しにくく、遠くまで届き繋がりやすいというわけです。

同じ3キャリアの回線を使ったポケットWiFiでも、
プラチナバンドが使えるか否かによって対応エリアが大きく違ってきます。

どんなときもWiFiでは、auのプラチナバンドこそ使えませんが、ドコモとソフトバンクの
プラチナバンドが使えるので北海道の広いエリアでも使えるんですね。

どんなときもWiFiの通信速度って速い?

ポケットWiFiの使い勝手を測る上では、対応エリアの広さとともに、
通信速度の速さも重要な要素です。

どんなときもWiFiはサービス開始から間が無いので、
ネットでも北海道で計測した通信速度の投稿は数えるほどしかありません。

数少ない投稿を拾ってみると
 ・旭川駅・・・下り7.80Mbps、上り2.52Mbps
 ・音威子府駅・・・下り39.85Mbps、上り10.79Mbps
それから詳細な場所は分かりませんが「下り40.32Mbps、上り10.08Mbps」
というものもありました。

これだけだと速いのか遅いのか分かりにくいので、ポケットWiFiの最大手である「WiMAX」と比較してみましょう。

どんなときもWiFiと全く同じ地点で計測したものは見つかりませんでしたが、旭川市で
計測したWiMAXの通信速度の平均が「下り12.59Mbps、上り1.56Mbps」という
ネットの情報が見つかりました。

単純に比較するとどんなときもWiFiの方が速いが・・・

ネットに掲載されている情報では、単純に北海道での通信速度を比較すると
WiMAXよりどんなときもWiFiの方が速いという結果が出ています。

ただWiMAXとどんなときもWiFiでは使っている電波が違いますし、
利用する場所によってWiMAXもどんなときもWiFiも通信速度が変わる可能性が
高くなっています。

なので単純に比較することはできませんが、このネットの情報だけで北海道での
通信速度はどんなときもWiFiの方が速いとは断言できないんですね。

しかし繋がりやすさの点では、
一般的にスマホでも使われる電波が使えるどんなときもWiFiの方が上です。

安定性の高いポケットWiFiを北海道で使いたいのであれば、
WiMAXよりもどんなときもWiFiの方がオススメですね。

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